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萩原芳樹のブログ
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当時のス-パ-アイドル「天地真理」さんの司会をさせていただいたことがありました。

一週間に渡る「北海道ツア-」で、札幌を始め、函館、旭川と巡ります。
キャバレ-の仕事はたった一人の移動で、寂しかったですが、歌手のツア-は楽しかったです。
スタ-の「天地真理」さんは、タクシ-移動ですが、私はバンドのメンバ-や、前歌の人達とワイワイと移動。
車内では、禁句の業界裏話で盛り上がります。

さて、そのツア-で「苫小牧市民会館」でのことです。
司会の私は「真理ちゃん」が、3曲ほど歌った後、客席後方の扉から登場するという演出になっていました。
客席後方から登場して、通路を舞台の方に向かいながら、「どこから来たの?」とか、お客さんに絡みながらステ-ジへという予定。

ところがです。後方の扉から出て、
「今日は!」と、叫んだのですが、その周辺には誰もいません。
よくよく見ると1500人程入る会場に、前列5列ほどしか客が入ってなかったのです。
(客の入りをろくにチェックしなかった私が悪いのですが)

「みんな元気かな・・・あれ?」
と、慌てた私は、二階席を見上げて、
「二階のみんな・・・あれぇ?」
勿論二階席には誰もいません。
「何でこんな状況やのに、後ろの扉から出て来るのや!」
とか、一人でボヤいて間をつなぎながら、やっと前列の客との絡みを。

その頃、「真理ちゃん」は、すでに人気は下降気味でした。
「ス-パ-アイドルが、こんなガラガラの状況で歌うのは辛いやろなぁ」とも思っていたのですが、本人は満員の客の中で歌っているかのように、ノリノリ。
「♪虹を・・・ランランラン・・・」と、笑顔で歌っているではありませんか。

お笑いの場合、客の入りが悪いと、その状況をいじりながら笑いにしようとします。
しかし、ス-パ-アイドルは違うのです。
どんな状況であっても全力投球。

ス-パ-アイドル「天地真理」さんの凄さに、私は頭が下がりました。
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