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萩原芳樹のブログ
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では、花菱アチャコ先生と共演した時のお話をします。

私がB&Bののコンビを始めて、まだ半年も経たなかった頃でしょうか。
朝日放送さんから、出演依頼があり、相方と朝日放送へ。

その番組は土曜日の朝の全国ネット放送のワイドショ-であり、コンビ結成間もない我々にとってはビッグな番組です。

スタジオに到着して台本をいただくと、「昔の漫才、今の漫才」というコ-ナ-企画のタイトルがあり、そこに我々とアチャコ先生、それに漫才作家の大御所である「秋田実」先生の名前がありました。

台本を見ると、まずは我々が漫才を披露して、その後に討論会となっています。
つまり、アチャコ先生と秋田先生が、いかにも若者対象に漫才をしている我々に対して苦言を申されて、その後我々は反論をするという筋書きのようです。

「天下のアチャコ先生と秋田先生相手に反論なんてできる訳ないがな」
私は台本を見て困っていると、横にいた相方が、こんなことを言ったのです。
「おい、アチャコさんは知ってるけど、この秋田実て誰やねんな。訳わからん人も一緒に出てるのやな」

私がふと見ると、そんなことを言ってる相方のすぐ隣りに秋田先生が座っておられるではないか。
「シ-ッ!隣りにいてはるやないか!」
「そやから誰やねんな」
「あのなぁ、今度ゆっくり説明したるわ」

漫才素人の相方に本当に呆れた瞬間であった。

そして、いよいよドキドキの本番が始まった。

     ~久しぶりに・・・続く~
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今、私小説を書いていて、あの「花菱アチャコ」先生と共演させていただいたことを思い出した。

これが、とんでもない生放送になってしまった。

どんなアクシデントがあったのか、また綴ります。
先頃まで何かと話題になった「KY」という言葉を、最近とんと耳にしなくなった。
「KY」の人が減ったから?
そんな筈はない。
空気の読めない奴は、いつの時代でもゴマンといる。
そんな奴等を「KY」だなんて呼ぶから一つの流行になってしまうのがいけない。

空気を読めない奴・・・つまり、一人よがりで自分勝手な奴のことだと私は解釈をする。
周囲の空気を感じないとは、つまりそういうことなんだろう。

テニスのダブルスでも、そんな奴と組んだ時は最悪になる。
だから、悪いお手本として、自分は決してそんな行為はしないでおこうと思うようになる。

何故こんなことを書くかというと、阪神タイガ-スの監督が、実にKYさんだと感じるからである。
そもそも一番バッタ-で、先頭打者ホ-ムランの記録を自慢しているなんて、チ-ムプレ-なんか考えていないKY野郎ではないか。

そんな人が監督になったと聞いて「こりゃダメだ」と思ったが、案の定墓穴を掘り始めた。
弱っている人を攻撃したくはないが、甲子園でお金を払って観戦している人達を見ると、「オマエ!たいがいにせんかい!」と腹が立ってしまう。

そうでしょう?
昨年から、「あれ?使う野手がもういないのか?」という場面がすでに何回あったことか。
素人以下。

もうアホらしくて野球を観るのはやめることにした。
弱いタイガ-スが本当は好きなのだが、今回の弱さに関しては、そんな事情でファンを裏切る別問題だからだ。

以上、外野の外野からの声でした。

今年も、パリ・ロ-ランギャロスでの全仏オ-プンテニスが始まった。
TVで観てたが、錦織圭が一回戦でまずはストレ-ト勝ち。

私は、体力的にもシングルスはあきらめているのだが、シングルスの試合はやはり面白い。
微妙なストロ-ク戦の中に攻防がある。

それにしても、彼等の精神力はかなりだと感心する。
何時間にも及ぶ試合の中で、一度も気を抜けないのだから。

ダブルスの試合は、シングルスよりも短い。
なのに、私ときたら、そんな短いダブルスの試合途中に必ず「あきてしまう」瞬間が何度か訪れてしまう。
「ま、適当でいいかぁ」と。

そんな詰めの甘さこそ、自分の人生の汚点かとテニスで反省すらしてしまう。

テニスは人生の縮図かも知れない。
けど、腰が痛い。
膝が痛い。
肘が痛い。

そんな体にムチ打ってもテニスはしなければならない。
何しろ人生の縮図であるから。


今、私小説を書いているので、いろいろと昔の自分を思い出している。

こんなことがあった。
19歳の時、モデルさんとつき合ったことがあった。
ウキウキ気分で勿論デ-トを。
道行く人が私達カップルを注目するのがわかる。

「どや?ええ女と俺は歩いているやろが」
得意になっていた自分だったが、ショ-ウィンドに映った二人の姿を見てハッとした。
私の方が背は低いし、服装のセンスも完全に悪い。
どうやら世間の目は、そんなアンバランスなカップルに注目していただけだとわかってガックリした。

その彼女とは、すぐに別れた。
身分相応とでも言おうか、男女にはやはりバランスというものがあることを知った19歳の一コマである。

まぁ、こんな逸話は私小説には書きませんけどね。

今週、NGKで「トミ-ズスペシャル」が上演されていて、「ごきブラ」メンバ-が揃って出演しているので、吉本本社に行ったついでに楽屋を覗いてみることにした。

楽屋ロビ-へ行くと、雅さんがいて、サブロ-さんの姿があった。
そのサブロ-さんの隣りに、かなり横幅のデカイ女性が座っていた。
後ろ姿だったので、「誰だろうか?」と、前にまわって見ると・・・。

八光君の奥さんのSHINOちゃんだった。
久しぶりに生で見たが、デカく成長していたのにビックリ。

雅さんやサブロ-さんの話によると、舞台でも堂々とした風格らしい。
本当に恐れ入る女性である。


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