初日が終わりました

「あかんたれ芸人の詩」初日を大成功のうち無事終えました。
当日券がなく、来てくださったのに入場できなかった方々、誠に申し訳ございませんでした。

芝居本番の時、私は舞台の袖で「どうか成功しますように」と、祈るような気持ちで舞台を横から見守るしかありません。

傍で、オ－ル巨人さんと、おかけんたさんが感無量になってしまい、出演者なのに涙ぐんでおられたのに驚きました。
「わし、最後のセリフ、泣いてしまうかもわからん」
そう言い残して舞台に立たれた巨人さん・・・。

何と本当に泣いてしまわれたのです。
巨人さんのラストのセリフは、作者の私としても大きなメッセ－ジの言葉。
これを本当に泣きながら語った巨人さんの姿を見て、
「ああ、やっぱりこの芝居、やってて良かったなぁ」
と、改めて喜びをかみしめました。

明日はラストの二回公演。
より気を引き締めて頑張ります！

いよいよ明日は初日

「あかんたれ芸人の詩」今日は稽古最後の仕上げであった。
今回は達者な人達ばかりで、稽古日数も少ない中、よく仕上がって来たと思う。

今回のお芝居はペ－ソスを全面に出し、芸人の奥深さを追求したつもりだ。
自分の脚本ながら、演者さんの熱演についつい感極まってしまうこともしばしば。

お芝居を観に来られた方、感想をお寄せください。
お待ちしております。

それから、今回はエンディングで私は舞台に登場しませんのであしからず。

「Ｒ－１ぐらんぷり２０１１」の台本を書いていて

今日は「あかんたれ芸人の詩」の稽古も大詰め。
稽古を終えて帰宅して、今まで「Ｒ－１」の台本を書いていた。

今年で９年目を迎えて、ル－ルもト－ナメント方式にと、大幅に変更された。

思えば９年前、手探り状態の少人数でスタ－トしたイベントであった。
それが今や、何だかバケモノみたいに成長してしまった。

でも、大きくなればなるほど、何だか自分から遠ざかって行くような気がしてならない。
スタ－ト時は、今よりももっと出場者のピン芸人さん一人一人に愛情を持ち、そんな熱意があったように思う。

しかし、バケモノになった今「ピン芸人の格闘技」のようになってしまったのは事実である。

一般的に、「親は子供が成長して行くにつれ、自分の元から去って行く寂しさを味わう」と言われるが、そんなことなのだろうか。
いや、この問題はそれとは全く違うような気がする。

それが何なのか・・・もう、余り考えないことにして寝ることにしよう。
明後日の芝居の本番に、とにかく備えなければ。

サブロ－さん、ゴメンなさい

昨日は「あかんたれ芸人の詩」のスタジオ録音であった。
宇野山さん率いる大阪一流のミュ－ジシャンが結集し、劇中歌のカラオケを作ってもらい、念の為にサブロ－さんの歌も録音。

しかし、一流ミュ－ジシャンだけあって、音に対するこだわりが深く、サブロ－さんをスタジオで４時間も待たせてしまった。

ようやくサブロ－さんの歌撮り。
しかし、サブロ－さんの声がかすれ気味である。
サブロ－さんは「待っている間、喋り過ぎましたわ」とのことであったが、疲れが声に出てしまったのだと勝手に思っていた。

ところが、ところがある。
サブロ－さんの声がかすれ気味になった原因が解明した。
私のタバコのせいだった。
４時間もの待ち時間の間、私はサブロ－さんの傍でタバコをプカプカとやり過ぎていたからだったのである。

バカである。
大事な座長の声のことも考えずに、ヘビ－スモ－カ－の私は、平気でタバコの煙をまき散らしながら、嬉しそうに会話に参加していたのだ。
演出家として失格である。

本当にバカバカバカ・・・な私。
深く反省をしております。

祭りは近付いて来た

以前に、このブログでも書いたことがあったが、お芝居をするということは、まるで祭りのようである。

何ヶ月も前から準備を始め、当日に近付くにつれ緊張感は高まり、稽古に励む。
そして、いざ祭り（本番）当日。
沢山の人に来てもらって賑やかで充実した一日となる。
次の日・・・。
祭り（本番）が終わると、また普通の生活が再スタ－トする。

この話を昨日、サブロ－さんにお話した。
サブロ－さんは、そんなことをしみじみと考えているよりも、今や必死に稽古に取り組もうと夢中の時期。
終わってから、そんな話をすべきだったかなぁ。

とにかく祭り（本番）まで、あと僅か。
まだ演出分野でやり残していることがある。
私も緊張感を持って頑張るしかない。

チケットをお買い求めできなかった方へ朗報！

「あかんたれ芸人の詩」チケットは完売しましたが、若干ですが当日券の用意がされているようです。

買いそびれた方は、お早い目に当日会場に来られると、当日券が手に入る可能性があります。
ただし、本当に少し程度らしいので、必ず当日券が買えるという保証は出来ませんので、あしからず。