萩原芳樹のブログ
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「あかんたれ芸人の詩」の告知も兼ねて、ABCラジオで私とサブロ-さんが二人で喋る「昭和芸人の歌」という特別番組が放送されます。
来年1月9日(日曜)夜8時~9時の一時間番組です。 昭和の寄席楽屋にいた味わい深いB級芸人の方々のエピソ-ド集で、お笑いマニアの方には是非オススメしたい珍しいラジオ番組になりそうです。 エピソ-ドが多すぎて、いかに一時間に凝縮できるか・・・今、構成段階です。 録音が来週の月曜日(20日)なのですが、実はこの日は我が家の引っ越しの日でもあるのです。 大変な一日になりそう! 疲れのせいで、ラジオで声がちゃんと出るのか今から心配。 また録音の結果を報告することにします。 PR
ああ、眠れない。
仕方なくブログを書くことにした。 先日、以前からずっと疑問に思っていた一つのことが判明した。 「秋田OスケKスケ」の漫才のことである。 「秋田Kスケ」とは、後の「横山ノック」さんである。 私は、相方の「Oスケ」さんとはいかなる人かと、ずっと気になっていた。 「秋田OスケKスケ」の漫才は、上方漫才で大きな革命を起こしたコンビである。 「ドツキ漫才」の源流がここにあった。 漫才の舞台で素手でどつくという技を初めて試みたコンビであった。 「Oスケ」さんが、「Kスケ」さんをどつきまくり、道頓堀角座の舞台を暴れまくる漫才であったらしい。 その「Oスケ」さんだが、コンビ解散の後、精神不安定になって、結局亡くなられたらしい。 お逢いしたこともなく、伝説のみを聞いているだけなので、余計に何か深く感じるものがある。 眠れない夜・・・こんなことばかりを考えてしまう私って、やっぱりアホなのだろうか。
来年1月公演「あかんたれ芸人の詩」先程やっと脚本を書き終えました。
これからは演出段階と、告知活動に入ります。 さて、「あかんたれ芸人の詩」のチケットに関する情報ですが、まだ何も告知をしていないのにもかかわらず、すでにチケットはかなり売れているとか。 まだチケットをお求めでない方は、お早い目にお求めいただいた方が良いかと思います。
「あかんたれ芸人の詩」の登場人物。
続いてご紹介するのは、「池山心」さん演じる「天王寺ロック」です。 昭和42年頃、日本列島は「グル-プサウンズブ-ム」で沸いておりました。 前年のビ-トルズ来日の影響もあって、エレキギタ-が弾けてカッコ良ければいい・・・という条件で、あわゆる音楽部門からGSに転身した若者で溢れました。 まずは、昭和30年代の「ロカビリ-」のバンドメンバ-が。 ハワイアンバンドの若者までもが転身したものでした。(パ-プルシャドウズ) 天王寺ロックは、そんなGSブ-ムの中にあって、大阪の「音楽喫茶」と呼ばれるステ-ジで少しは人気のあったGSの一員でありました。 しかし、GSブ-ムは、あっという間に陰りを見せます。 音楽の本質ではなく、カッコ良さという表面ばかりを全面に出した結果なのでしょうか。 ブ-ムが去り、GSの連中は路頭に迷います。 本格的に音楽を追究する人は別として、芸能界の去る者も多かった訳ですが、演芸の世界に飛び込んで来た人達も数知れずいました。 Mrオクレさんがいたことで知られる「パンチャ-ズ」の初期のメンバ-には、そんなGS崩れが何人かいました。 「ファンキ-プリンス(大阪で超人気だったGS)」から、ベ-スの「ア-坊」と、サックスの「バイソン」が。 後に「浮世亭ジョ-ジ」となる「ジョ-ジ」も元GSのボ-カル。ハ-フで人気者でした。 漫才の「北京二」も、「ファンキ-プリンス」のボ-カル出身。 東京の人気GSだった「ヤンガ-ズ」のメンバ-も、「トップホット新喜劇」に入団する等、昭和47年頃には、大阪の寄席にGS出身の連中が何人も乗り込んで来たものでした。 天王寺ロックは、そんなGS崩れの人をモデルにした人物。 「ライブでMCがウケてるから」と、軽い気持ちで寄席芸人に転身しようとします。 しかし、当時は師弟関係のうるさい寄席の世界。 なかなか新参者が舞台に上がることは出来ません。 そこで目をつけたのが「天王寺ソング」の存在でした。 ロックは、寄席の世界に顔がきくソングをメンバ-にすることで、舞台に立てると計算したのです。 そこでつけたグル-プ名が「スッカラカンぼ~いず」 お笑いを知らない素人がいかにもつけそうなグル-プ名です。 そして、ロックはことごとくソングをないがしろにしては自分だけが前に出ようとする訳ですが・・・やはり笑いは素人。 「スッカラカンぼ~いず」は毎回滑りまくりの舞台を続けていたのです。 ここからは、お芝居をご覧ください。
昨夜、東京・下北沢で行われた「萩原大介」のワンマンライブは、大盛況のうちに終わりました。
店内は立ち見客であふれ超満員状態。 前列には若い女性ファンが詰めかけ、後列には音楽関係者も多数。 全15曲を熱唱しておりました。 9月リリ-ス「風景の唄」をまだお求めでない方は、お早い目に! それから、今夜1時9分~読売TVの「音の素」に萩原大介がゲスト出演しております。 深夜の放送ですが、良かったら見てやってください。
「あかんたれ芸人の詩」の劇中歌が出来上がりました!
作詞はサブロ-さんで、作曲は元アラジン(完全無欠のロックンロ-ラ-)の高原兄さん。最近では羞恥心の作曲でもお馴染みの大作曲家です。 実のところ、劇中歌は一曲で充分だったのですが、サブロ-さんが「いろんなバ-ジョンを作詞してみます」ということで、3曲の詞を作られました。 どれもかなり良い感じの詞だったので、高原さんに3曲のメロディをつけてもらうことに。 そして、その3曲が今日自宅に届きました。 どの曲もかなりの名曲なので感激。 「ウ~ン、これはもったいないなぁ」 どの曲も捨てがたいので、今回のラストシ-ンで、3曲全てを唄ってもらおうと思っています。 ちなみに3曲のタイトルは、「芸道魂」「想い出ワイン」「泣きじゃくり」で、3曲全てが違ったバ-ジョンの名曲です。 「芸道魂」は、芸人のはかない心情の叫びの詩であり、「想い出ワイン」は、いかにも昭和ム-ド歌謡という曲。「泣きじゃくり」は、結ばれない愛をバラ-ドにした曲です。 いやぁ、すでに何度聴いても素晴らしいの一言です。 お楽しみに! |
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