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萩原芳樹のブログ
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テニス仲間に、鶴瓶さんそっくりのオジサンがいる。
私よりも少し年上で、本当にテニスを楽しんでいる方である。

先日、その鶴瓶さんそっくりオジサンが、全国に6ヶ所もヨットハ-バ-を経営している社長と知って驚いた。
その上、その鶴瓶そっくりオジサンは小説家でもあり、何冊もの小説を出版されていた。

私の仕事を紹介すると、「是非読んでください。感想を聞かせてください」と、ご本をいただいた。
社長の道楽本か・・・と、勝手に決めつけていたが、読んでみるとなかなか面白い。

実は私も今小説のようなモノを執筆中でありながら、締め切りも特にないのでサボり気味になっていた。
「ヤバイ!」
そう感じた。
この社長は、本業と小説、そしてテニスを楽しんでいるではないか。
私も小説のペンを走らさなければ。
励みになった。

ようし、今度一緒にテニスする時には、とりあえずテニスだけは負けないぞ・・・とだけは決めた。

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昨日は「第46回上方漫才大賞」の生本番だった。
大賞の「ブラックマヨネ-ズ」奨励賞の「千鳥」新人賞の「銀シャリ」と、それぞれの漫才は本当に素晴らしかった。

本番前、お祝いゲストの寛平さんと話していた。
「今の漫才は、ホンマにみんな凄いなぁ」と、寛平さん。
私も同感。

漫才さんの裾野が広がり、かなりの競争率の中、勝ち上がらないといけない今の時代、往年の王道パタ-ンから脱却した素晴らしい漫才が次々と誕生していることに改めて頭が下がる。

「笑い」とは、アナ-キ-なモノであり、裏切りの連発。
一見、邪道とも勘違いすらされる笑いが賞を勝ち取る時代になったことを喜びたい。

今日、OBCの「むっちゃ元気」に出演させていただき、今週末(16日)放送の上方漫才大賞を告知をしてまいりました。

そこで、パ-ソナリティの「若井みどり」さんから話を聞いたのですが、第一回新人賞の「若井はんじけんじ」さんには「若井ろくじはちじ」という一番弟子の方がおられて、「ろくじ」さんはお弟子さんで、「はちじ」さんは、はんじけんじさん(兄弟コンビ)の実の弟さんだったようです。

「はちじ」さんは、「はんじ」師匠にうり二つで、吹き替え役もされていたそうなのです。

何だかしだいに興味が深まって来たので、「若井はんじけんじ」さんについて、もっと詳しくリサ-チを今後して行こうと思っております。

実は、「あかんたれ芸人の詩」の第二弾として、「若井はんじ物語」を上演するという話が盛り上がって来ております。
その下調べもかねてのことなのですが・・・。

また詳しく報告して行きます。
さて、上方漫才大賞の歴史を振り返りますと、第一回の大賞受賞者は「かしまし娘」さんで、新人賞は「若井はんじけんじ」さんとなっています。

「かしまし娘」さんには、かつての上方漫才大賞の場で、あのテ-マソングをフルコ-ラスで歌っていただいたことがありました。
フルコ-ラスは3番まであって、5分程度の長いテ-マソング。
第一回受賞の時のテ-マソングは、いかがなものだったのでしょうか。

新人賞の「はんじけんじ」さんですが、翌々年の第三回の新人賞に、お弟子さんの「ぼんはやと」さんが受賞しているというからビックリ。
師匠の2年後に新人賞とは、「ぼんはやと」さんが早すぎたのか、もしくは「はんじけんじ」さんが遅すぎたからなのでしょうか。

この新人賞に関しては、コンビのキャリア等に規定はありません。
なので第一回はどのあたりのキャリアまでを新人と認めるのか随分と審査会でももめたことでしょうね。

新人賞を受賞した「はんじけんじ」さんは、この時すでに何組ものお弟子さんがいて(小づえみどりさんもデビュ-していました)、弟子を連れて新人賞の楽屋入りとなったのでしょうか。

この辺りのお話を明後日のOBCラジオで詳しく「若井みどり」さんに聞いてみたいと思っています。
明後日の朝、OBCの「むっちゃ元気」(オ-ル阪神、若井みどり)のゲストとして私が上方漫才大賞の告知をしますので良かったら聴いてやってください。
あの江頭さんが、コッソリ救援物資を届けたところ見つかったというニュ-スを知った。

私は売れる以前から江頭さんのファンであり、その芸風とは逆の礼儀正しさに敬服していた。
(一度だけ私の書いたコントを演じてくれて、私自身大爆笑した想い出がある)

やはり上品な芸人さんのやることは違うと思った。

こんな江頭さんのように誰にも知らせずそっと支援しているビッグな芸人さんのことも知っている。(誰なのかはあえて伏せておきますが)

支援するということは、堂々とマスコミで発表することではないと思う。
よ~く観察してみてください。
全部とまでも言わないけれど、かなり偽善者の名前が連なっていますから。

まぁ、でもしかし・・・。
今回の大震災で民主党の足ばかり引っ張っている自民党の谷垣よりもましかと思いますがね。

政治家は己の利益を追求する商売じゃないんだから。
さて、上方漫才大賞について色んなお話をしようと思いますが、今年で46年目を迎えるというから本当に歴史ある賞であり、漫才さんに賞を贈るという意味では元祖なのであります。
(私がこの賞を依頼されてまだ18年ですが)

今から46年も前のこと。昭和41年にスタ-トした訳ですが、この賞が始まった理由が凄い。

当時は東京でお笑いブ-ムが起こっていて、「てんぶくトリオ」「チックタック」「トリオ・スカイライン」等多数の人気者が連日TVで大活躍ししておりました。

関西圏でも、全国ネットのお笑いがどんどん放送されるようになり、まさに東高西低。
関西の漫才界は危うし・・・とまでは行かないまでも元気のない状態でした。

そこで立ち上がったのが漫才作家の秋田実先生でした。
「このままではアカン!上方漫才を活気づける為に何かやらねば。そうや!TVに出られなくても舞台で頑張っている漫才師に賞を与えて元気になってもらおう!」
そうやって始まったのが上方漫才大賞なのであります。

ところがその後次々と漫才の賞が増えて、人気者を讃えるような賞ができたかと思うと、今度は格闘技なみの勝負の時代へ。

まぁ、いろんな賞があってしかるべきと思うのですが、上方漫才大賞の起源は素敵すぎますよね。


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