「今日も差し歯」終了

先月から一ヶ月限定放送のラジオ番組「今日も差し歯」の最終回収録を今日終えました。

この番組は、西宮夙川の「小田歯科医院」の医院長先生が歯に関する雑学や興味ある深い知識をお話してくださる番組で、私が聞き手として４回の放送でした。

それにしても、小田歯科医院のスタッフや回りの皆さんは、実にアットホ－ムでゆかいな知識人の集まりだったので、一ヶ月本当に毎回楽しかったです。
本当に有り難うございました！

最終回の放送は、４月９日（土）１７時３０分～ラジオ大阪で聴けます。

上方漫才大賞

今月の１６日（土）１６時～１８時、上方漫才大賞の受賞者発表と漫才披露公演があります。
ＴＶは関西テレビで、ラジオはＯＢＣでというＴＶラジオの同時生放送です。

昨日、今年の大賞受賞者のところへ挨拶に行ってまいりました。
このコンビは、デビュ－当時から私が大好きだったコンビで、本当に「おめでとう！」という気持ちで一杯。
二人も、私に「有り難うございました！」と、まるで私が大賞を後押ししたかのようだったので、「俺は何もしてないよ」と、そっけない私の態度。

今や全国的な売れっ子になった二人だけれど、やはりこの賞を受賞できたことは、本当に嬉しかったようでした。
いやぁ、良かった良かった。

その大賞受賞者の名前を言いたいところですが、本番まではシ－クレットなので、あしからず。

それにしても４６年の歴史を誇る「上方漫才大賞」は凄い！
その歴史に関して、これからこのブログで綴って行きたいと思っております。

エイプリルフ－ル

４月１日は、エイプリルフ－ルである。
子供の頃、一年間でこの日だけはウソをついても良い日という訳で、どんな面白いウソをつこうかなぁとワクワクした想い出がある。

だが昨今、このエイプリルフ－ルなる存在が大きく取り上げられなくなってしまった。

ウ～ン・・・これは・・・。
一年中ウソをついている奴が多くなりすぎたからなのだろうか。

現代社会は、まさに「ウソで固められている」
今回の原発の真実・・・相撲界の八百長・・・芸能界の人気者・・・数えればきりがない。

全く下品極まりない！
日本がこんな下品な国家になってしまったのは何故なんだろうか。

今回の大震災を機会に、一人一人が真人間として立ち直ってくれることを願うばかりだ。
が・・・無理みたいだ。
ああ、嫌だ嫌だ。　

支援物資

連日、私の家内が関東地方に支援物資を送り続けている。
水が足りない。
電池がない。
おまけに段ボ－ルすら不足気味。

でも、仕事先ではごくごく日常が戻って来ている。
何なんだ？　この不条理は？

きれい事ばかりじゃすまされんぞ！
「責任者出て来い！」
と、言いたいが、日本政府の責任者も、東京電力の責任者も逃げ続けているではないか！

天災は全く弱い者ばかりを攻撃する。
こんな時こそ、強い者にだまされてはいけない！

私は知っている。
阪神大震災の時、まだガレキの下に埋もれている人がいるという時に、ある政治家が、そんな人を無視して、大企業の社長宅に水を届けに行ったことを。

私は常に弱者の気持ちに立って笑いを作ることしかできなかった男だ。
こんな時だから、尚更弱者の立場に立って、笑いを作って行きたい。

新聞

朝日新聞には、ここ連日被災者の方々の心の訴えを写真入りで掲載されている。
読んでいて涙ぐんでしまった。
本当に良い紙面だと思う。

一方、某スポ－ツ新聞には連日震災を支援している芸能人が写真入りで掲載されている。
呆れた。
新聞を売る為とはいえ、何目線なんだ？
こんな時であるからこそ、スポ－ツ新聞も人としての配慮があってしかるべきだと思った。

話を聞くということの大切さについて

今日、ラジオ大阪で一ヶ月限定のラジオ番組（私がパ－ソナリティの）を終えて帰って来て、弟子の藤本君と、さっきまで自宅でいろんな会話をしていた。

そこで、ふと思ったことがあった。
「話を聞いてくれる」ということである。
ラジオ番組は勿論多くのリスナ－が聴いてくれている。
そして、弟子の藤本君も、近所のタイ料理の店から、自宅に戻って来てからも、熱心に私のくだらない話を聞いてくれていた。

私と同年代の男性が、今どれだけ他人に自分のことを聞いてもらっているのかなぁ・・・と、考えた。
おそらく誰からも相手にされなくなり、一人ぼっちになって寡黙になっている人達も多いと思う。
そんなことを考えれば、私は幸せものだ。

今回の大震災・・・。
もっともっと話を聞いてあげられる環境にならないのかなぁと思う。
ＴＶや新聞で被災地の情況は報道されてはいるが、やはり一部でしかなく、本質はやはり伝わっていない。

支援している人達も、自分達が支援しているという立場ばかりが強調されて、本当に被災者の人達の声を聞いているのだろうか。

何もできていない私が偉そうなことを言えた立場でもないのだが、支援している人達に言いたい。
「あなた達は、本気で声を聞いていますか？　自分の声だけを届けようとはしてしませんか？」と。