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萩原芳樹のブログ
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「女忍のブル-ス」 いよいよ初日を迎えました。

随分と稽古を繰り返した「殺陣」「アクション」「仕掛けもの」「芝居ゼリフ」・・・全て成功することを祈るばかりです。

さて、お芝居を観に来られる方に、先に申し上げておきますが、「女忍のブル-ス」の物語は、現代社会の風刺でもあります。

いったい何の風刺であるのか・・・芝居を見終わった後、考えてみてください。

伊賀の里は、現代のどこかに似ていますから。
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イベントでは「前夜祭」なるものがあるが、一般的なお祭りでは、前日に「宵宮」なるものがある。

この「宵宮」が祭りの当日よりも、ワクワクしていた記憶がある。

小学生の頃、姫路の秋祭りで「乗り子」と呼ばれる「屋台」に乗って太鼓を叩く役目を二年間やった時のこと。
「宵宮」で屋台は練り歩く訳だが、「翌日もっと凄いことになる・・・」と、想像するだけでワクワクしていたのを覚えている。

一ヶ月近くも、太鼓を叩く稽古をしての本番だった。

「お芝居をする」というのは、実にこんな祭りと似ていると思う。
わずかな日数の祭りの為に、たくさん稽古を繰り返す。
そして、祭りの当日。
親戚やら、いろんな人が来て賑わう。

でも、祭りの翌日。
昨日までのことがウソのように、また日常生活に戻る。

芝居も同様。
「女忍のブル-ス」の構想は、半年前からスタ-ト。
脚本を書く。
稽古が始まる。
そして、公演当日、沢山の人が来てくれて賑わい、翌日からは何事もなかったような日常生活に戻る。

「女忍のブル-ス」明日はゲネプロ(本格的リハ-サル)
祭りでいえば、「宵宮」である。
「明日の本番当日は、どうなるのだろうか」という、ドキドキワクワク感で一杯になる日。

明日は、そんな「宵宮」を緊張感いっぱいで楽しむことにしよう。

PS
このブログのコメント欄ですが、しばらく閉鎖しておりましたが、再開することにしました。
皆さんから芝居の感想を書いていただく為です。
芝居をご覧になった方は、是非ご意見をお寄せください。
「女忍のブル-ス」の主人公「おこぜの明日香」を演じるのは、この一座の座長であるメグマリコさん。

「おこぜの明日香」は、伊賀の里に生まれ、子供の頃から忍者修業をさせられる訳ですが、失敗して死にかけたこともしばしば。
実に「ドンくさい女忍」なのです。

「くのいち」は、忍者の技が苦手でも、敵の城に潜入して男を手玉に取るというスパイ活動するのも任務ですが、「おこぜの明日香」は、これもダメ。
処女であり、純愛主義なのです。

「おっ母、何故わしを生んだ」と、伊賀に生まれて来たことを恨みます。

そして、最終的には「人として、幸せに生きる道」を自分で選んで行く訳ですが・・・。

「女忍のブル-ス」公演まで、あと二日となりました。
メグマリコ座長を始め一座のメンバ-にギラギラとした緊張感が漂って来ました。

観に来ていただいた方に満足していただけるよう、ラストランの稽古、頑張ります!
今回、この一座に初登場の「シルク」さんが演じる役は「狐火のおりょう」という「くのいち」です。

以前このプログでも書きましたが、戦国時代の「くのいち」の主な仕事とは、映画やドラマのように戦う訳ではなく、女中等に扮して相手の城に忍び込み、秘密情報を探り出すのが任務だったようです。

その為には、敵武将と一夜を共にしたりしていたとか・・・。

「狐火のおりょう」は、そんな仕事のエキスパ-トです。
常に伊賀の里を離れては、いろんな国の秘密情報を探り出して来る。
考えてみれば、スパイ活動の極みなのかも知れませんね。

「シルク」さんとは、もうかなり古いお付き合いになります。
初めて出会ったのが、「ダウンタウン」が初イベントをする前夜でした。

ダウンタウンと、稽古をしていたところ、とあるタウン誌の紹介だと、現れたのが「非常階段」のお二人でした。

私が、二人のネタを見ることに。
衝撃的でした。
というのも、ブラック過ぎて、TVの放送高度を超えているネタが多すぎたからです。

結局、翌日のダウンタウンのイベントに前座として、デビュ-することになったのですが・・・

どちらも「大阪外大」卒業のOL。
私は、プロの道に進むことを反対しました。
しかし、結局二人はプロの道を歩むことに。

「シルク」さんと仕事をするのは随分久しぶりです。
先日、稽古終了後、みんなで食事をしながら、当時のことを懐かしく話したものです。

そんな「シルク」さんの演技に、是非是非ご注目を。

「なにわの爆笑王」と呼ばれていた今は亡き「Mrボ-ルド」師匠のお弟子さんである「こっこ」

今回「忍者の芝居をするので、バク転くらいは練習して出来るようになりなさい」と、私が無茶な注文をすると、半年間体操教室に通い、本当にバク転が出来るようになったのです。

亡きボ-ルド師匠も草場の影から、さぞ拍手をしておられることでありましょう。

さて、そんな「こっこ」の演じる「蛍火のお蝶」ですが、伊賀の女忍ですが、出身は京の都。

幼い頃、合戦に巻き込まれた両親と離ればなれになってしまい、三条河原で泣きじゃくっていたところを、伊賀から来た「百地三太夫」にスカウトされ、伊賀に連れて行かれて忍者修業をしたという人物です。

そのスカウトの理由が、百地三太夫が声をかけようとしたら、恐くて逃げ出し、その逃げ足の早さに三太夫は「忍者の素質あり」と、見抜いたのです。

以前のブログにも書きましたが、そんな子供を伊賀に連れて来て、忍者修業させたというのは、どうやらまんざらウソでもないようです。

こんな身の上話を言うと、とても悲しい話のようですが、「蛍火のお蝶」は、天然なので、全く暗さを感じさせません。

その役を演じる「こっこ」も同様。
天然の明るさを持った、運動神経抜群の素晴らしい女性です。

稽古で何度もミスをしては、一人ケラケラと笑い飛ばす。
でも、いざ本番となれば・・・やっぱりミスをしてしまい、またケラケラと笑い飛ばす。

演出の立場として、怒るに怒れなくなり、ついつい一緒に笑ってしまったりします。

実は、この一座の大切なム-ドメ-カ-なのかも知れません。
今日「FM大阪」に行って来ました。
「おとなの文化村」という番組で、私と杉岡みどりがゲスト。
「女忍のブル-ス」の告知をさせていただきました。

この番組のパ-ソナリティが、道頓堀や戎橋筋、千日前に「大阪みやげ」のお店としてチェ-ン店を展開されている「いちびり庵」の社長です。

「大阪を、もっと面白い街ということを全国にPRしたい」と、願っておられる社長とは、古くからのお付き合いで、「ゲストとして芝居のPRをしてください」と、声をかけていただきました。

今回PR活動に関しては、前回の「お茶子のブル-ス」よりも非力なので、有り難い話です。

今夜12時から、約1時間、その模様が放送されますので、良ければ聴いてください。

それから明日の朝、「ラジオ大阪」の「むっちゃ元気」にゲスト出演します。
朝10時過ぎから、約30分程度ですが、パ-ソナリティは「オ-ル阪神」さんと「若井みどり」さんです。

こちらも全面的に「女忍のブル-ス」のPRです。
ラジオ大阪さんには、「らん子のブル-ス」の頃から随分とお世話になりっぱなしです。

ポスタ-も毎回目立つ場所に貼っていただき、本当に感謝の気持ちで一杯です。
ラジオ大阪さん、本当に有り難うございます!

こんな風にいろいろと声をかけていただく方がいて、私はホントに幸せ者です。

皆さんのご期待に裏切らないよう、あと一週間の稽古、頑張ります。



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