萩原芳樹のブログ
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「女忍のブル-ス」では、徳富啓太さん演じる「毒蛇の弥平次」が、忍者ならではの毒薬作りをしているシ-ンも出て来ます。
毒薬と一口に言っても、現在のように化学薬品もないので、勿論野草を使って作る訳です。 「トリカブト」や「ケシ」は、当時にもあったので、そのまま使ったとか。 面白いのに、「阿呆薬」というのが存在していたとか。 敵を「うつけ」にする薬なのらしいですが、大麻が含まれていたというから、納得できますよね。 それから「犬殺し薬」というのがあります。 忍者が忍び込む際、番犬に吠えられてはバレてしまいます。 そこで、まずは犬を毒殺してから、忍び込んだとか。 「女忍のブル-ス」では、この「犬殺し薬」が、劇中に登場します。 なんと「犬殺し薬」を食べ物と間違えて、口にしてしまったバカな忍者がいたのです。 それは誰なのか・・・お楽しみに! PR
忍者が城に忍び込んでの仕事は、天井裏などに隠れて「秘密を聞き出す」というスパイ行為の他にも、いろいろあったようです。
まずは「襲撃」 敵の武将が眠っている間に襲ったりしたとか。 それから「宝を盗む」ことです。 戦国時代は、貿易が盛んで、各地の大名達は城に様々な宝を所有していたとか。 名刀と言われる「刀剣」を始め、「短筒」「香木」「茶入」「茶碗」「兵法書」など、勢力を誇る大名程あらゆる財宝を持っていたらしいのです。 財宝には、名前もついていて、高価な宝は、城一つ分くらいのものまであったとか。 そんな高価な宝を盗むのも忍者の仕事。 「女忍のブル-ス」でも、「珠光小茄子」と呼ばれる高価な「茶入」をめぐっての争いがあります。 この時代の代表的な「大泥棒」として「石川五右衛門」の存在がありますが、彼も伊賀忍者で、百地三太夫の下忍であったのではないか・・・という説があります。 いろんな場所に忍び込むのが仕事ですから、泥棒稼業に転向するのも可能だったのでしょう。 「女忍のブル-ス」の登場人物の一人、実は「石川五右衛門」を少しモデルにしています。 それは誰なのか・・・お芝居を観て確認してください。
忍者は忍び込む際、音を立てないことは勿論のこと、匂いも出さないことも重要でした。
せっかく忍び込んでも、匂いで気配がバレてしまっては何にもなりませんからね。 体臭を消す為、忍者が匂いのするものを食べないことは以前書きましたが、忍者は洗濯もまめにし、風呂にもよく入ったとか。 それに「口臭予防」の薬草まであったと聞きます。 でも、薬草がなくても口臭をおさえる方法があったそうです。 それは「唾液」です。 子供や赤ん坊に口臭がないのは、唾液が充分に分泌されていて、唾液は口臭を消す作用があるらしいのです。 そこで忍者は、唾液を出す為に、カチカチと口を噛んで無理やり唾液を出したり、先日このブログに書いていた「水渇丸」を使ったりしていたとか。 緊張している時って、自分の口臭に気付いたりしますよね。 緊張すると、口臭も発生しやすいとか。 敵に忍び込んでも緊張しない・・・忍者って、強い精神力が必要だったのですね。 なんか「口臭のお勉強」のようになってしまいましたが、明日は「女忍のブル-ス」のセット打ち合わせです。 セットに仕掛けを考えているのですが、少し出来上がりが心配です。
さて、忍者は何日も敵の屋根裏などに忍び込む際、欠かせなかったのが「非常食」です。
まず有名なのが「兵粮丸」 餅米、ウルチ米、蓮肉、山芋、人参などに、氷砂糖などを混ぜて、それに水を加えて蒸して団子状にした食べ物です。 ニッキと漢方の混じった甘めの味で、団子のような食感があり、少し食べるだけで充分なエネルギ-を得ることができたとか。 続いては「飢渇丸」 同じく、蕎麦粉、ハトムギ、人参、もち粉、酒などを混ぜて団子状にしたもので、一粒でもんかなりのボリュ-ム感があり、味はバナナに近かったとか。 そして「水渇丸」 一粒食べると、唾液がたくさん出て来て、6時間くらいは水を飲まなくても大丈夫だったとか。 やはり団子状のモノです。 今でも、伊賀ではこんな「忍者の非常食」を出しているお店があるらしいので、興味のある方は是非試食してみてください。 「女忍のブル-ス」の劇中にも、この「兵粮丸」が登場します。 実際のモノは直径数センチの団子ですが、芝居では見えにくいので、もっと大きなサイズにする予定です。 お楽しみに!
さて、忍者の武器の中でも有名なのが「鎖鎌」です。
鎌に鎖がついていて、その先には分銅。 ブルンブルンと、鎖を振りまわして、相手の刀に巻き付け、たぐり寄せては鎌が相手を倒すという技・・・昔の時代劇には、よく登場したものです。 私も子供の頃、祖母に連れて行ってもらった時代劇で見て、 「何故そんなモノで、相手を倒せるのだろうか」と、不思議でした。 武器としては、余りにも現実離れしていると子供ながらに感じていたのです。 ブルンブルンと鎖を振り回している間に、何故さっさと斬ってしまわないのかと。 以前このブログで「鎌手裏剣」についてお話したことがありましたが、下忍は普段農作業をしているので、鎌を使うことが達者です。 「鎌手裏剣」は。農作業していると見せかけておいて、敵が油断して、その場を通り過ぎると、鎌を背後から投げつけるという技。 とすれば、実際の「鎖鎌」も同じように使った方が効率が良かったのではないでしょうか。 後ろから相手の足に鎖を投げて巻き付け、思いっきり引く。 すると敵は倒れます。 そこで近付いて鎌で喉を・・・。 忍者は卑怯です。 正面から、わざわざ戦いを挑む忍者なんていなかったと思われるのです。 しかし、この「鎖鎌」ですが、ネット販売なんかしていて、結構売れているとか・・・。 いったい誰が買って、何に使うのでしょうかねぇ。
このブログ、二日間も休んでしまって失礼しました。
実は昨日から、「伊賀の里」のはずれにある「あらゆる肉体体験できる里」に、旅をしていたのです。 私は、まずは簡単な技に挑戦してみた。 おそらく戦国時代の忍者なら、いとも簡単にやっていたと思われる「芝スベリ」の技である。 これが簡単なようで実は奥が深い。 何度も挑戦するが、なかなか思い通りにならない。 私の横で、まだ3歳位と思える「少女くのいち」が簡単にやっていた。 私は、今朝起きてから、尾てい骨が痛む始末。 おかげに暑さで「熱中症」にやられてしまった。 風邪をひいていたことを忘れていたというスキがあったのかも知れない。 夏でも頭巾をかぶっていた伊賀忍者達は、さぞ暑かったろうと思った。 |
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