萩原芳樹のブログ
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さて、忍者には相手に悟られないように伝達する方法として、「隠語」や「合言葉」が存在していたようですが、そんな中に「読唇術」というのがあります。
「読唇術」とは、読んで字のごとく、「唇を読み取る技」つまり、音声を発せず、唇の動きのみで相手が何を喋っているのかを理解するという技です。 でも、「こんな技が本当に可能だったのか」と、疑う方に申し上げますが、実はこの技を今現在使える人達が現実に存在しているのです。 それは誰かと申しますと、駅の売店「キオスク」のオバチャン達です。 (と言っても、かなりベテランでないと無理ですが) 駅ホ-ムの売店は、列車到着の大きなアナウンスに加えて、かなり雑踏の音で、お客さんの注文が聞きづらいのです。 そんな中での連日の仕事、売店の達人は客の「ビ-ル」とか「コ-ヒ-」とか、唇の動きだけで何を注文しているか理解してしまうようになってしまったらしいのです。 本当の話です。 以前「クイズ!仕事人」という番組をやっていて、「仕事人バトルロイヤル」というコ-ナ-がありました。 それぞれの仕事ならではの特殊技能を競い合うコ-ナ-だったのですが、 参加してもらった売店の達人は、激しい騒音の中で、3m向こうの人間が声を出さずに唇の動きだけで読んでいる小説を当ててしまったことがありました。 何なら一度、売店で音声を発せず唇の動きだけで注文してみてください。 おそらく売店の達人は、平然とその品物をくれる筈です。 今回の「女忍のブル-ス」でも、この「読唇術」のシ-ンがあります。 お楽しみに! さて、「女忍のブル-ス」先程、脚本を脱稿しました。 来週あたりになる予定でしたが、書いていて、ついついペ-スが速まり、予定よりも早い仕上がりとなりました。 これからは、いよいよ打ち合わせと、稽古の日々が始まります。 PR
忍者は様々な武器を使っていたようですが、その中の一つに「焙烙火矢(ほうろくひや)」と呼ばれる手榴弾があります。
焙烙と呼ばれる素焼きの手のひらサイズの半円形の中に、火薬を詰め込み、これを二つ合わせて球状にし、縄で十文字にくくりつけます。 そして、中の火薬からは火縄をはわせて、その火縄に火をつけて投げる訳です。 投げずに火縄を長くして、その場に置いておけば(隠しておけば)時限爆弾としても使えたそうです。 種子島に鉄砲が伝わったことで、火薬を使ったこんな手榴弾ができた訳ですが、実はそれ以前からも、伊賀忍者達は火薬を使っていたようです。 火薬は、硝石、硫黄、炭が原料となる訳ですが、硫黄や炭はいいとして、硝石は日本では採れません。 そこで、糞尿と草木を混ぜてバクテリアで発酵させ、硝石を抽出していたとか。 まるで科学者ですね。 今回の「女忍のブル-ス」でも、この武器「焙烙火矢」が劇中に登場します。(本物を使う訳ではないですが) 徳富啓太さん演じる「毒蛇の弥平次」は、このような武器作りを得意とする科学者のような忍者です。 お楽しみに1
9月京橋花月公演「女忍のブル-ス」の脚本、間もなく脱稿の段階となりました。
実は私、ハッキリ言って「吉本新喜劇」は、一晩で書いていた男。 ポルノ映画も数日で書いていた男です、 しかし、今回の「女忍のブル-ス」は違います。 何度も読み返しては、言葉の端の細かい部分が気になったりしてしまうので、あえで「ゆっくりペ-ス」で脚本を進めています。 さすがに後半になると、登場人物が、まるで生きているかのように、この私に向かって喋って来ます。 (この瞬間が、脚本家として最高の時なのですが) 変な話ですが、脚本を書きながら、「オマエ、なんでそんなことを言うのか」と、ついつい涙してしまったり、余りにもくだらないので笑い転げてしまったりの連続です。 絶対に素晴らしい作品に仕上げる自信がありますので、是非観に来てやってください! (PS) ちなみに伊賀忍者から、私は夏風邪を移されてしまったようです。
忍者の技として有名なのに「水蜘蛛」があります。
両足の先に浮き輪のようなモノをつけて、水の上をスイスイ歩いたというアレです。 常識的に考えると絶対不可能な技ですよね。 以前私は自分の番組で何度か実験してみたことがありました。 発砲スチロ-ルでも無理で、空き缶を沢山足につけてみたり、野菜を集めてその中に足を入れてみたり。 結果はやはり全部ダメ。 「水上歩行コンテスト」を開催したこともありました。 視聴者が、それぞれ工夫した浮くモノを作って来て、プールで何メートル歩けるかというコンテストです。 親子で参加されたり、ヘルメットをくくりつけてチャレンジする人等、大勢の参加者で盛り上がったのを記憶しています。 この時の審査員が、私と「白影さん」こと今は亡き「牧冬吉」さん。 「白影さんは、水の上を実際に歩かれていましたよね?」の私の質問に対して、白影さんの答えは、 「あれには言えない秘密があって、実は水面スレスレまでモノを置いて、その上を歩いていたのです」と、正直な解答を。 「牧冬吉」さんは、TV創世記の人気者で、当時としては日本初の「スタントマンを使わないで、自分で全てアクションをやり遂げた方」とか。 かつての番組「ダウンタウン物語」でも、ゲスト出演していただき、60歳を越えている高齢にもかかわらず、平気で木にスルスル登ったりされていました。 その時のサブタイトルは確か「忍者白影は消えた。わらじは忘れた」です。 もの忘れの激しい老人忍者の役でした。 さて、「水蜘蛛」の話から脱線してしまいましたが、実際に使っていたのではないか・・・という有力な説があります。 それは直径60センチ程の丸い浮き輪のようなモノに座って乗り、ゴムボートのようにして使っていたのではないかという説。 しかし、敵の城に忍び込むのに、わざわざそんな大きなモノを持って来て、堀を越えていたとは信用しがたいことですが・・・。
忍者の技には、いろいろ伝説の方が大きくなってしまっているので、本当にあったものか首を傾げたくなる技も数多いです。
そこで、今日からは暫く「忍者の技」に関して検証して行きたいと思います。 まず取り上げるのが「土遁の術」という、忍者が土の中に隠れるという技。 「そんなバカな話」と思われるようですが、実はこれ、現実的だったと思われるのです。 忍者というのは、普通は敵を待ちかまえて、木の上等に潜んでいて、敵がその前を通った瞬間、背後から忍び寄って襲いかかります。 だから、忍者の里に来た敵は、まず木の上なんかを注意して進みます。 そこで「土遁の術」です。 「落とし穴」を掘った経験のある方は少ないと思うのですが、「土遁の術」は、まず落とし穴のようなモノを掘る作業から始まります。 約一日がかりで穴を掘ると、その中に自分が寝そべって入り、上から土をまぶしてもらいます。 子供の頃、浜辺で砂浜に埋められて遊んだことと、ほぼ同じです。 そして、息ができるようにと、竹筒を地上に出して、じっと敵が来るのを待つ訳です。 こうして敵が、その場を通り過ぎた瞬間、忍者は土の中から起きあがり、背後から敵を倒します。 まるで「絵に描いた餅」のような話ですが、案外現実的だったのではないか・・・と、私は解釈します。 しかし、問題点があります。 それは、地上に出ている竹筒のこと。 やって来た敵が、「土遁の術」のことを知っていて、土の上に出ている竹筒を発見すれば、あっさりと忍者が寝そべっている辺りを刀で一撃したしまったでしょうから。 忍者の技は、バカバカしいようでいて理にかなっているモノも多いです。 また続けます。
では、家康軍の戦場の食事についてお話しましょう。
三河の岡崎は「八丁味噌」で知られるように味噌どころです。 美味しい水等の環境にも恵まれて、良質の大豆が採れていたのが理由らしいのですが。 戦国時代も「味噌どころ」であり、家康は戦場で味噌を食することができないか・・・と、考えたらしいのです。 そこで、芋の蔓に濃厚な味噌汁をしみこませて、その蔓を鎧の上から締めていたようです。(ベルトのような感じで) そして戦いの夜、兜を逆さまにして、鍋代わりにして水を入れ、そこに芋の蔓を少し切っては、煮込んだいたようです。 よく考えてみれば「インスタント味噌汁」です。 「芋の蔓入り味噌汁」の出来上がり。 こんなモノが、戦国時代すでに存在していたのですね。 徳川の武将達は、おにぎりに、この味噌汁でパワ-全開。 次々と合戦に勝利して行った訳です。 ウソのような話ですが、以前「東海テレビ」さんで、「名古屋パワ-はお味噌から」という特番で調査したので検証済みです。 さて、忍者の情報、次は何について話しましょうか。 |
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