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萩原芳樹のブログ
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「あかんたれ芸人の詩」登場人物の紹介、最後は宇野山和夫さん演じる「ウラさん」という人物です。

「ウラさん」は、壁新聞の記者。
壁新聞と聞いて、何だか理解できない方も多いと思いますが、昭和40年代、駅売りもできないまま梅田の地下街の柱に勝手に新聞を貼り付けては、その場で売っていた新聞のことです。
勿論記事は浅くデタラメな内容が多かったのですが、大きな見出しにつられて買って行く人もいたようです。

「ウラさん」は、そんな壁新聞の記者ですが、寄席の楽屋に来ては芸人と博打ばかりしている毎日。
実際、昭和47年頃のなんば花月の楽屋には、うさん臭い壁新聞の記者が常に楽屋で芸人と一緒に博打をしていたものでした。

「ウラさん」が、こうして楽屋に来て博打をするのも芸人が好きなのからでしょう。
劇中で、主役のソングが悩んでいた時、そんな「ウラさん」が助け船を出すことになります。
どんなことなのか・・・それは観てのお楽しみです。
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