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萩原芳樹のブログ
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昨日のブログで「白川珍児」さんのお名前を挙げましたが、まずほとんどの方は知らないと思いますので、想い出を綴らさせていただきます。

私が白川珍児さんを初めて見たのは、子供の頃のTVででした。
当時「千日前コメディ」という番組があり、唄子啓助さんを座長とするコメディが放送されていました。

そこで脇役として出られていたのが白川珍児さんでした。
この方の芸は、動きがとにかくコミカルで軽妙。それに自分が動く度に口からあらゆる擬音を発しられるので、子供心にすっかりファンになってしまったものです。
まぁ今で例えると、オ-ル阪神さんがよくやる擬音芸と似ているのですが。

その後「珍児・なおみ」のコンビで花月にも出演されるようになります。
私が花月に出演していた頃、白川珍児さんと同じ出番の時もありました。
私は、憧れの芸人さんでもあったのでドキドキしましたが、もうその頃にはかなり枯れた状態になっておられました。

何しろずっと楽屋で麻雀ばかりしていて、出番になってもその場を離れようともしません。
挙げ句の果てには、「先に舞台に立っといてんか。後で行くから」と、相方さん一人に舞台へ行かせて自分はまだ麻雀を楽屋で続ける有様。

まだ19歳だった私は、そんな珍児師匠を見てガッカリしたのを記憶しています。

いくら素晴らしい芸を持っていても仕事に恵まれずに、ふて腐れたように枯れて行く芸人さんもいます。
反面、芸もないのに売り出され、そこから初めて芸を身につけるタレントさんもいます。

芸人さんの背中って、寂しかったり憎らしげであったりと、実に複雑に感じるものですよね。
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