萩原芳樹のブログ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
では、「アメママン」とはいったい何だったのかについて、お話します。
今から20数年前(かなり古い話ですが) 関西テレビの深夜番組で「今夜は眠れナイト」という番組がありました。 サブロ-シロ-さん司会で、ダウンタウンが「4時ですよ~だ」を始める前、初めてレギュラ-コ-ナ-を持っていたコント番組です。 その番組の中に「パペットレビュ-」という、人形劇コントのコ-ナ-がありました。 7分程度のコ-ナ-で、人形が不条理コントをして、声のアフレコは吉本芸人さん達がやるというもの。 そこに「アメママン」が毎週登場していたのです。 アメマバッチを見た方はわかると思いますが、奇妙な頭巾にマント姿の人形で、勿論その声をやっていたのは間寛平さん。 どんな人形コントかと申しますと、例えばこんなスト-リ-・・・ その頃、「ホテルニュ-タニ」に続き、「ヒルトンホテル」が大阪進出を計画しているというニュ-スをネタにした人形コントで・・・。 「東京もんのホテルの奴等が次々と大阪に来る」というので、大阪の古いホテル達が集まり、何とか追い返そうとします。 擬人化の話なので、それぞれのホテルが人形キャラになっています。 その中で大阪ホテルのリ-ダ-的存在が、中田ボタンさん声の、有名な古いビジネスホテル。(名前は伏せておきますが) 「東京もんのホテルなんか、いわしてもたれ!ぶっちゃっそ-!」とボタンさん声のガラの悪いホテルは意気込みます。 しかし、オシャレで金のある東京ホテルが来ると、タジタジに。 「誰か助けてくれぇ~!」 その声で、「アメママンのテ-マソング」が流れて来ます。 「♪またも出ました アメママン いつもニコニコほがらかに・・・(タイヘイトリオさんのテ-マ)」 人形のアメママンの登場です。 「♪アメマさん」 との呼びかけに、寛平さんの声でアメママンの動き。 「ア~メ~マ~」 人形は全部いっせいにズッコケます。 そして、ここからは毎週お決まりの語呂遊び三連発が。 「アメマさん、温泉に行くなら?」 (アメママン)「ア~リ~マ~」(アメマのニュアンスで叫び) 「アメマさん、西宮の手前の町は?」 (アメママン)「アマ!」 「アメマさん、ウンヒちびったのと違いますか?」 (アメママン)「ア~リャ~マ~」 こんなくだらないやりとりがあって、それからアメママンのすることといえば、ボケ倒してばっかり。 最終的には、その場をメチャクチャにするだけで、何の解決もせずに去って行きます。 これが「アメママン」の原点でした。 深夜に全くくだらない人形コントなんかをしていたのですが、結構評判になりました。 そこで、寛平さんは思ったのでしょう。 「これはイケる!」と。 番組グッズは、普通TV局が作るものですが、寛平さんは悪徳業者に「儲かりますよ」と、騙されて膨大な量のアメマバッチを発注してしまったのです。 しかし、この時すでに番組終了が秘かに決定しておりました。 寛平さんは、そうとは知らずに大儲けできるとアメマバッチにかけていたのです。 結果、アメマバッチが出来上がった頃には、すでに番組は終了していて、売れる筈もありません。 それから大量のアメマバッチの在庫を抱えて借金に苦しむ寛平さんのお話は、皆さんもご存知だと思います。 ホントに人のいい、マヌケな方ですよね、寛平さんって。 その寛平さん、今頃は太平洋のド真ん中で大波と闘いながら、一路アメリカ大陸に向かって、ヨットを進められていると思います。 還暦をはさんでの「地球一周ラン」という人類初の大冒険。 寛平さん、あなたはカッコ良すぎます! PR |
カレンダー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
萩原芳樹
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
忍者アナライズ
忍者アナライズ
カウンター
|