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萩原芳樹のブログ
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「横山プリン」
「横山アウト」
「北京一京二」
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「佐藤ひろし」
「伴大吾」
「淀川五郎」
「中山三吉」
「奥津由三」
こんな深夜の時間に、サ-ブの練習をしていた。
勿論、家の中なので素振りだが。
ここに来て自分のセカンドサ-ブに満足できず、スピンサ-ブからスライスサ-ブに変えようと思っている。
素振りは完璧だ。
後はボ-ルを相手にして、本当にプロのような切れて行くスライスサ-ブになるかどうか。

ついつい素振りにも力が入って、「ビュン!」と音がしてしまう。
まずい!
私の奥さんが起きてしまうではないか。
でも今夜は大丈夫。
外は大雨で雨音が私のビュンビュンを消してくれている。

スライスサ-ブは横殴りの球筋。
今夜の雨も横殴りか?
昨日、このブログで「昭和芸人の記憶」として、鼻乃ルンバさんの名前を上げましたが、ルンバさんについて綴ることにします。

ルンバさんは「笹山タンバ」師匠のお弟子さんであり、昭和40年代半ば主に「新世界花月」に出ておられた若手の漫才さんです。

ガリガリに痩せていて、鼻が曲がっている風貌で、実にトボけた味でボケる方でした。
何しろ心臓に持病があって、息が続かないくせに歌を唄おうとします。
息絶え絶えに歌うネタは爆笑ものでした。
「♪な、な、長崎から船に乗った・・・ど、ど、どこに着くかなぁ」
と、苦しそうに歌われるのです。

しかし、このルンバさん。20歳そこそこの年齢で他界されてしまいます。
風邪をこじらせて、一人アパ-トで寝込んでいたらしいのですが、病院に行く金も、薬を買う金もなく、持病の心臓と相まってか、ひっそりと一人アパ-トで息を引き取られたのです。

ルンバさんには身寄りもなかったようで、唯一アル中で行方もろくにわからないお父さんだけとか。
そこで、当時の松竹芸能の若手芸人が集まり、金を持ち寄っての葬式となりました。
この音頭を取られたのが、今の「西川のりお」さんだったようです。

今、私が執筆中の私小説には、このような話が沢山出て来ます。
まだまだ出版どころか、半分ほどしかペンは進んでいないのですが。

ルンバさんの供養と思って、こんな話を書きました。
本日、また脳裏で再会した昭和芸人さんです。
「谷しげる」
「浮世亭ケン坊ヒロ坊」
「鼻乃ルンバサンバ」
「若井チックヤング」
「七宝大甘」
実はこれ、淡路島産の特製玉葱の品種でありんす。

五年前にTVの取材で訪ねたところ、その後毎年採れたての玉葱を送ってくださる。
淡路島の五色町にある「菜の花農園」という農家で直売されている玉葱なのだが。

実は私、この玉葱と出会う前は、玉葱のことを随分軽く見ていた。
ところが、この玉葱に遭遇してからというもの、すっかりはまっちゃったわさ。

この玉葱は糖度が梨と同じで、食感もまるで梨のようであり、辛さが全くない。
なので生のままサラダとしていただくと最高。
今日は「オニオンス-プ」にしてみたが、やはりトロ~リとした甘さの独特なス-プに仕上がったのでありんす。

今が旬なので、興味のある方は直接行かれると、まだ七宝大甘はあると思いますよ。

毎年送ってくださるのも、どうやら我々が先駆者であり、その後雑誌やTVの取材が殺到しているらしいが、農家のオバサン曰く「一番先に紹介してくださった方」であるらしい。

ことの原点を大切にする・・・。
私も同感なのだが、人間として基本的なことではないか。
「菜の花農園」のオバサンの心を、サッサと利用だけして私の元を去って行った芸人どもに教えてやりたい。


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