萩原芳樹のブログ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日と明日の二日間開催されている「彦八祭り」に行って来ました。
今年の実行委員長は、我一座のメンバ-である「桂あやめ」さん。 正午過ぎに、生國魂神社に行ったのですが、それはそれは、押すな押すなの大賑わい。 思えば、どこの大企業が戦略としてやっている祭りでもなく、「噺家」さん達が集まって、自主的に始めたお祭り。 それが大賑わいなので、私は感動すらしてしまいました。 上方落語協会の重鎮の人達が、出店を作り、人対人のコミニュケ-ションを作る、年一回の素晴らしいお祭りだと、改めて敬服致しました。 「米沢彦八」 江戸時代元禄の頃、この生國魂神社の境内にて、大道芸をしていた人物です。 上方落語の祖というか、落語の原点でもある人物です。 今も残されている「彦八軽口話し」には、こんな噺があります。 とある高貴な武家とも思われる女性が、自分の子供が淀川に溺れようとしています。 母は叫びます。「・・・・・・・・・・」 高貴な身分なので、名前が長すぎて、叫んでいるうちに子供は溺れてしまったというブラックです。 こんな噺が、当時の大阪では脚光を浴びたらしいのです。 江戸に比べて、大阪は庶民の町。 高貴な人間を、ブラックユ-モアで笑い飛ばすことに、さぞ拍手喝采を送り、多くの投げ銭をみんなでしたことでしょう。 落語の原点が、そんな庶民的なところにあり、そして今もそんな庶民パワ-が確実にある。 改めて「素晴らしい!」という実感です。 今はTVも、吉本も、東京ベ-ス。 時代だから仕方ない・・・と、世間は思っているのかも知れませんが、祭りの賑わいを見て、私は元気が出て来ました。 「笑いはやっばり大阪や!政治や権力でどうできるもんでもない!」と。 「女忍のブル-ス」頑張ります! PR |
カレンダー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
萩原芳樹
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
忍者アナライズ
忍者アナライズ
カウンター
|