忍者ブログ
萩原芳樹のブログ
[205] [204] [203] [202] [201] [200] [199] [198] [197] [196] [195]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日と明日の二日間開催されている「彦八祭り」に行って来ました。

今年の実行委員長は、我一座のメンバ-である「桂あやめ」さん。
正午過ぎに、生國魂神社に行ったのですが、それはそれは、押すな押すなの大賑わい。

思えば、どこの大企業が戦略としてやっている祭りでもなく、「噺家」さん達が集まって、自主的に始めたお祭り。
それが大賑わいなので、私は感動すらしてしまいました。

上方落語協会の重鎮の人達が、出店を作り、人対人のコミニュケ-ションを作る、年一回の素晴らしいお祭りだと、改めて敬服致しました。

「米沢彦八」
江戸時代元禄の頃、この生國魂神社の境内にて、大道芸をしていた人物です。
上方落語の祖というか、落語の原点でもある人物です。

今も残されている「彦八軽口話し」には、こんな噺があります。
とある高貴な武家とも思われる女性が、自分の子供が淀川に溺れようとしています。
母は叫びます。「・・・・・・・・・・」
高貴な身分なので、名前が長すぎて、叫んでいるうちに子供は溺れてしまったというブラックです。

こんな噺が、当時の大阪では脚光を浴びたらしいのです。
江戸に比べて、大阪は庶民の町。
高貴な人間を、ブラックユ-モアで笑い飛ばすことに、さぞ拍手喝采を送り、多くの投げ銭をみんなでしたことでしょう。

落語の原点が、そんな庶民的なところにあり、そして今もそんな庶民パワ-が確実にある。

改めて「素晴らしい!」という実感です。

今はTVも、吉本も、東京ベ-ス。
時代だから仕方ない・・・と、世間は思っているのかも知れませんが、祭りの賑わいを見て、私は元気が出て来ました。

「笑いはやっばり大阪や!政治や権力でどうできるもんでもない!」と。

「女忍のブル-ス」頑張ります!
PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[10/11 バーバリー 公式]
最新TB
プロフィール
HN:
萩原芳樹
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
忍者アナライズ
忍者アナライズ
カウンター