忍者ブログ
萩原芳樹のブログ
[328] [327] [326] [325] [324] [323] [322] [321] [320] [319] [318]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

暫く間を置いてしまいましたが、「タカロア島」の続きをお話します。

我々がお世話になっている民家で、深夜みんな寝静まる時刻のことでした。
表の方から音楽が聞こえ、人の話し声が聞こえて来ます。

「高原君、もう寝た?」
私は寝かかったリポ-タ-の高原君(作曲家の高原兄)に、そっと声をかけました。
「確かに先程から気にはなっていましたけど、何が行われているのか怖いから放っておきましょうよ」
高原君は、反対でしたが、私は興味津々で、
「ちょっと行って見て来ようよ」と。

二人して、そっとその現場に近づくと・・・。
島の若者達が10人程集まっている様子。
この島には、ホテルもなく、店すらもない。
そんな環境の中で、深夜に若者が集まっている理由は何なのか・・・。

我々は、どんどん近づいて行きました。
すると、若者達は我々の存在に気付き、全員恐ろしい形相で我々を見るではありませんか。
「まずいところを見つかってしまった」
全員の顔にそう書いてありました。

「何をしてるのか・・・」
と、様子を見たのですが、彼等の集まった真ん中にはラジカセが一台あり、そこから音楽が流れている・・・それだけでした。

「今、世界的に流行している曲をみんなで聴きたい」
ただそれだけで集まっているだけだったのです。

「悪いところを邪魔してゴメンね」
そんなボディランゲ-ジで、我々はすぐその場を去りましたが、すぐ後に島の大人が来て、
「オマエ達、こんな深夜に集まって何をしてるんだ!」
と、怒られていました。

とにかくこの島の若者は、時代の毒された環境に汚染されていない・・・このことはよく理解できました。
我々がお世話になっていた黒真珠養殖場の娘さん。
フランスとタヒチの混血でエキゾチックな美貌の少女なのですが、私達が帰る最後の日、
「私がさばいた豚です」
と、ニコニコ笑顔で自分で殺した豚料理をご馳走してくれました。
「こんな美少女が、笑顔で豚をさばいたか」
嬉しいやら、呆れるやらです。

それから、我々が仕込んで島人を集めてパ-ティを開いた夜のことでした。
一人の島の少女が私に近づいて来て、
「どこに宿泊しているの?行ってもいい?」
と、聞いてきたのです。
「ロケ隊みんな一緒だからダメ」
と、私が言うと、その少女はつまらなさそうな顔に。
(全てボディランゲ-ジ中心と、カタコトの英会話なので間違っているかも知れませんが)

とにかく若者の価値観が日本と違いすぎるのには驚きました。

「タカロア島」の話、もう少し続けます。
PR


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
07 2017/08 09
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[10/11 バーバリー 公式]
最新TB
プロフィール
HN:
萩原芳樹
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
忍者アナライズ
忍者アナライズ
カウンター