萩原芳樹のブログ
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さて、続いてご紹介するのは、新喜劇のマドンナ役でお馴染みの「五十嵐サキ」さん演じる「南風亭晴代」という女芸人。
彼女は楽屋で「オサセ」として有名。 「オサセ」とは、誰とでも寝る女性のこと。 実際、昭和47年の寄席楽屋には「オサセ芸人」が何人かいたものです。 ただでさえも、楽屋で男女関係があったら噂になるのに、そんな噂をもろともせず、股を開きまくっていた女芸人さんって、いったい何だったのでしょうか。 先日、記者会見の時、サキちゃんが「私はオサセ芸人の役らしいのですが」と、発表すると、サブロ-さんは「おったおった」と。 「けど、今はもういてないからな」と言うと、サキちゃん「今もいますよ」と。 勇気ある発言でした。 それが誰なのかはついに白状せずじまいだったのですが・・。 なんだか汚れた話のようですが、「オサセ芸人」は、寂しすぎたのかも知れません。 酔うと人恋しくなってしまう弱い女であったのかも知れません。 私も以前「日活ロマンポルノ映画」の脚本を書いていた頃、そんな女性の心理を描こうと努力したこともありました。 現在の「オサセ」の若い女性と、昭和の「オサセ」とは根本的に背負っているモノが違うと思います。 昭和の「オサセ」は追求すればする程、はかなく悲しい思いになるのです。 この「オサセ」の女芸人、晴代も今回のお芝居のキ-マンでもあります。 サキちゃんの名演技で必ず涙を誘ってくれると信じております。 お楽しみに! PR |
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