萩原芳樹のブログ
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ヨンちゃんは、小学校の頃、狙われていた。
誰からかというと、ヨンちゃんのお母さんの教え子から。 つまり、ヨンちゃんのお母さんは、言うことを聞かない生徒には、体罰を与えるタイプで、「オマエのお母んに、やられたからから仕返ししたるわ」という訳である。 「女教師と思って、なめてたらアカンぞ」という、ヨンちゃんのお母さんのポリシ-でもあったのだが、その出来の悪い連中が中学生になっても、ヨンちゃんのことを狙っていることを知ったヨンちゃん。 「芳樹、柔道習いに行ってみるか」 ある日、ヨンちゃんのお父さんが言い出した。 つまり、自分の身は自分で守れるようになれ・・ということらしい。 ヨンちゃんは「うん、行く」と、すぐに。 ピアノの稽古よりも、ずっと面白そうだったので、早速ヨンちゃんは町の道場へ通うことになった。 姫路城のすぐ傍にあった道場で、当時姫路でまともに柔道を教えていたのは、ここしかなかったと思う。 新しい柔道着を身につけて、師範からまずは受け身を教わる。 しかし、師範がいなくなるや、道場の子達の態度は一転した。 寝技かと思いきや、本気で首を絞めている奴がいる。 投げ飛ばした後、相手を倉庫に宙づりにして、せせら笑う奴がいる。 つまり、各学校の番長クラスの連中の集まりでもあった訳である。 ヨンちゃんは無視して、一人受け身の練習を続けた。 奴等は、そんなヨンちゃんに危害を加えようとはしなかった。 そんな中で、「甲田先輩」という人に出会ったヨンちゃん。 一つ年上の6年生であったが、この「甲田先輩」の行動に、ヨンちゃんは憧れすら感じるようになるのであった。 PR ![]() ![]() |
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