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萩原芳樹のブログ
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さて、「R-1ぐらんぷり」決勝進出者が発表されたが、今年は誰が優勝するやら・・・。

ここで「R-1ぐらんぷり」が、いつ、どのようにしてスタ-トしたのかを綴っておくことにしよう。

今年で8回目を迎える「R-1ぐらんぷり」
そもそもの発端は、こんなことであった。

吉本の橋本さんというプロデュ-サ-のもと、「落語家が出ない落語会」を開催することになった。
冗談半分のイベントだったが、結果的には、なかなかの仕上がりだった。

出演メンバ-は、「オ-ル阪神」さん、「太平シロ-」さん、「兵動」さん、「めぐまりこ」さん、「杉岡みどり」さんという面々。

全員創作落語で、今ではプロとして活躍しているウチの弟子連中が、シナリオ学校生徒時代に、それぞれの担当を決めて、書き下ろした創作落語会であった。
私は、阪神さんの創作落語を担当し、TVショップで売られている商品達の葛藤を描いた「擬人法落語」を書いた。

この前年、「M-1グランプリ」がスタ-ト。
「M-1」も、最初の年は、ル-ル決めを始め、一回戦から準決勝まで全ての審査員を担当する等、私はかなりかかわっていた。

そんな翌年。吉本の「偉いさん」が、「M-1で、漫才が活気づいたから、今度は落語家を活気づけなアカン。M-1に対抗して、落語のRで、R-1という大会を始めてはどうか」という提案があった。

そのプロデュ-サ-に抜擢されたのが、「落語家の出ない落語会」のブロデュ-サ-、橋本さんだった。
「萩さん、R-1というのを始めたいのですけど、この前やった『落語家の出ない落語会』が大きなヒントやと思うんです。一緒にやってもらえませんか?」

そんな訳で、私と橋本さんの二人で、まずは「R-1」を買ってもらえるTV局はどこかと考え、それを企画書にまとめて売りに行くことから始まった。
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