萩原芳樹のブログ
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今日は休みだったので、昼間漫才台本を書いていた。
来週の金曜日、10月23日に京橋花月で行われる「サブロ-雀々の二人の世界」の漫才台本である。 このシリ-ズの漫才は、長い間私に書かせてもらっている。 私は特に漫才作家という訳でもないが、モノ書きのスタ-トが漫才台本だったので、やはり熱が入ってしまう。 今回は、サブロ-さんから「いとしこいし先生の名作にチャレンジしてみたい」と、言われて「花嫁の父」という名作をリメイクすることになった。 古典落語と違って、漫才というのは、その時代にピッタリはまらなくてはならない旬のモノである。 名作の「花嫁の父」は、良く出来ているネタではあるけれど、昭和のネタ。 これを現代のネタに変えるのに、少し苦労した。 漫才台本を書くという作業は、実に複雑なものだ。 テ-マを決めてからは、日々悶々とネタを考え続ける。 そうして山程の小ネタを作り、それを整理する。 でも、書き始めるのが恐い。 「こんなんでええのかなぁ」と、迷う。 そして、「ええいっ!」と、書き始める。 書いている時は一番楽しい時だ。 ボケの間合い、ツッコミの言葉のキレ・・・全て自分の頭の中で演じながら書き続ける。 完成した漫才台本を読み直す時、自分でも思わず「プッ!」と、笑ってしまう。 「凄い漫才台本が完成したぞ」 と、その時は思うのだが、翌日になったら不安になる。 「あれで良かったのだろうか・・・」と。 結局は、本番でお客さんの前でやってもらって、ウケルかどうかの勝負。 ウケれば良いが、ウケない時は冷や汗がタラタラ出て来る。 来週の金曜日、京橋花月で私はホッと胸をなで下ろすのか、それとも冷や汗モノなのか・・・是非観に来てください。 それにしても、今回は私の大好きな「いとしこいし先生」のネタをリメイクさせてもらって光栄だった。 「いとこい先生」は、下ネタや差別ネタを絶対にやらないという信念の元に漫才を続けて来られた方。 本来の「笑い」とは、そんなモノでないといけないと思うのです。 PR |
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