萩原芳樹のブログ
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タヒチ本島の郵便局で、両替をしようとしたところ、局員が仕事もせずに、表で座り込んでダベっていた。
「中に戻って仕事をしろ!」と、私が合図をしたら、渋々その郵便局員は仕事場に戻って来た。 だが、私がフランス語は勿論のこと、英語もろくに喋れないと察するや、ニヤニヤと小バカにして、こう言ってきやがっった。 「俺は、フランス語、英語、タヒチ語の三ヶ国語を喋ることができるんだ」と。 私は、すかざずこう返した。 「ジャパニ-ズ!ジャパニ-ズ!ジャパニ-ズ!」と。 そして、恐ろしい顔で「ハリ-アップ!」と叫んでやったら、やっと仕事モ-ドになったその男。 日本人は、外国に対して本当に弱気な民族だ。 政府の姿勢を見ているとよくわかる。 徳川幕府の鎖国が余りにも長くて、そのDNAがしみこんでいるせいかも知れないが。 でも肝心なのは、「お互いに打ち解けようとする心の問題」だと思う。 お世話になってる島の民家のお母さんに、「ジュ-スが飲みたい」と、私が申し出たことがあった。 100キロは超えていると思われるタヒチのお母さんは、現地語で濃縮ジュ-スを薄めて飲め・・・と、説明してくれた。 「これを五倍に薄めて飲んでくれやと」 私がスタッフにそう説明すると、 「ええっ?今の会話で理解できたのですか?」と、ビックリしていた。 気持ちが通じれば、必ず言葉は通じるものである。 最近のこの国では、言葉をあえて通じさせようとせず、気持ちをすれ違いさせよう・・・等という奴等が増えすぎているような気がしてならない。 PR |
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