萩原芳樹のブログ
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劇中に遠足の弁当の話が出て来ます。
昭和30年代といえば、日本も戦後から立ち直ったといっても、まだまだ貧困家庭が多い時代でした。 私も小学校の頃(昭和30年代)遠足の弁当の時間が複雑な思いをしていたのを記憶しております。 いつも元気で明るい子が、弁当の時になると、みんなと離れて一人寂しく弁当を食べようとするのです。 「こっちへ来て、みんなで食べような」 そう誘っても、その子はコッソリと隠れるようにして弁当を一人食べていました。 その頃の遠足の弁当といえば、巻き寿司かおにぎり。 私の母も、遠足の朝は早起きをして、わざわざ巻き寿司を作って持たせてくれたものでした。 おそらく一人で食べていた子の弁当は、白ご飯にわずかなおかずだったのでしょう。 それが恥ずかしくて、みんなと離れて食べていたのだと思います。 そういえば金持ちの子の弁当にビックリしたことがありました。 フル-ツサンドを弁当に持って来ていたのです。 今から考えればたいした弁当でもないのですが、当時フル-ツサンドなるモノは、私達子供にとっては衝撃でした。 サンドウィッチは当然食べたこともありましたが、中にフル-ツが入っているのには本当に驚きでした。 「横山くん、一つ分けてぇな」 と、私はお裾分けをしてもらい、生まれて初めてのフル-ツサンドをいただきました。 それからというもの・・・今でもフル-ツサンドだけは、その時の思い出があって大好きな食べ物の一つです。 PR |
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