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萩原芳樹のブログ
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では、奴隷の逃亡小屋についてお話します。

アメリカ大陸発見の後、欧州の人間達はこぞって新大陸へとやって来ます。
最初は労働力として、先住民を雇っていた訳ですが、先住民は病気の免疫がないので、次々と亡くなってしまいます。
そこで、新たな労働力としてアフリカから無理矢理連れて来られたのが奴隷の始まり。

人間としての自由や欲望の全てを封印された奴隷の暮らしは過酷すぎます。
そんな中で、勿論逃亡者もいたようです。
ジャマイカでの話ですが、逃げ出した奴隷達は、川伝いに上流の山へと。
見つかったら殺されます。

そこで、見つからないように建てた小屋こそ、急斜面のバラック小屋だったのです。
この小屋は本当によくできていて、向かいの山の尾根から見ると、小屋の存在を確認できるのですが、いざそちら側に行ってみると、余りにも急勾配なので小屋がどこにあるのかわからないのです。

奴隷解放から、かなりの年数を経ているのですが、ブル-マウンテンには確かにその名残りがあり、今も貧しい人達が暮らしていたのです。

夜、立派な事務所(豪華な総督邸跡)のガ-デンでパ-ティをすることにしました。
TV番組の経費で、そんな貧しい人達に「安らぎのひととき」という思いです。

暗闇の中から、続々と集まって来る黒人達。
彼等の視力は凄くて、真っ暗闇の中で50m先の相手に合図を送ったりしている程。

確かにジャマイカでは、夜でも無灯火で走っている車を多くみかけましたが、彼等に無駄な照明なんていらないのでしょう。

パ-ティに集まった彼等は、音楽をかければノリノリ状態。
バイキング料理を取りに行っている間も体は常にリズムを刻んでいます。

何故彼等がここまで音楽を愛するのか・・・。
ジャマイカで何日も取材するうちに、私はその謎が解けて来たのです。
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