萩原芳樹のブログ
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昨日は「第45回上方漫才大賞」の本番。
中川家が大賞に輝き、奨励賞は「笑い飯」新人賞は「スマイル」という結果だった。 生放送を終えての祝賀パ-ティの席上にて、中川家と会話を。 放送中の再現VTRでは「NGKのトリが目標」と締めくくったので、改めてそのことを確認してみた。 ところが、お兄ちゃんの剛が「僕等、トリは取りたくないんです。モタレでいいんです」と。 「トリって、責任重いでしょ」 そう言ったのだが、私はその時、ある大物兄弟コンビのことがよぎった。 「いとしこいし」先生のことである。 いとこい先生は、トリを嫌がる人達だった。 「トリなんて恐れ多い」とばかりに、絶対に生涯トリを取らなかった方達であった。 「剛、それ『いとこい先生』にあやかってるのか?」 私が聞くと、剛はニッコリ笑って、 「そうです。それと『いとこい先生』から、漫才の冒頭で自分達の名前を言うなと、言われたので守ってます」と。 この兄弟、同じ兄弟漫才の「いとこい先生」のことを本当に尊敬しまくっているようである。 そういえば思い出した。 中川家が、上方漫才大賞の新人賞を取った年のこと。 控え室で、その年「特別賞」を受賞された「いとこい先生」のすぐ背後に二人は黙って立っていたのだ。 「何をしてるの?」と、聞くと、 「すぐ傍にいたいだけなんです」と、剛は嬉しそうに語っていたことを。 中川家・・・「いとこい先生」を超える大物兄弟コンビになることを願っている。 いや、そうなってくれると信じている。 PR |
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