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萩原芳樹のブログ
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よしもとの橋本さんと一緒に、関西TVへ売りに行き、結局「R-1」は、関西テレビで放送されることになった。

といっても、関西ロ-カルの土日の昼間の放送枠。
「M-1」の全国ネットゴ-ルデンタイムとは、大きな違いであった。
でも、よしもとの「お偉いさん」に、そのことを伝えると、
「ええっ?テレビで放送してくれるの?せいぜいラジオかと思っていた」と。

私達は、とりあえず出場者を一生懸命に募る努力をした。
落語家さんは、プライドが高いので、そんな大会においそれと出てはもらえない。
一人ずつ、説得する作戦を開始。
ことの原点となった「オ-ル阪神」さんにお願いしたところ、出ていただけるという返事が。

知り合いの東京のプロダクションにも電話してみた。
「関西ロ-カルの放送なのですけど、どんな若手でもいいから参加してもらえませんか?」
たけしさんの事務所にも直接電話をしてみたりもした。

ル-ルを決めるのが大変だった。
何しろ予想もつかない。
アマチュア落語の人たちが多く参加してくれると睨んだ。

とりあえずは、落語の高座に座ってやるというル-ルが決まり、「創作落語大会になる」と、予想していたので、ネタ時間も10分という長さ。

ところが、問題になったのが審査員であった。
どんな人を審査員に選ぶのか。
決勝の審査員は勿論のことであるが、予選の審査員だ。

正直、私は嫌がっていた。
「M-1」の第一回の予選審査をして、こりごりになっていた。
オ-デションの審査は、昔からたびたびやる機会があったが、それは「面白くなければ途中でブ-ッ!」と、落としてしまえる。
ところが、「R-1」や「M-1」の場合、どんなにつまらなくても、出場者がエントリ-費を支払っているので、最後まで観てあげなければならないのだ。

結局、一般募集の素人審査員で予選を乗り切ることにした。
ところがである。
「一般の人たちの審査を誰がまとめるのですか?せめて審査委員長というか、どなたか責任を持てる代表の方が必要でしょう」と、指摘されて。

そんな訳で、最終的には私が審査委員長となり、予選から決勝まで全てを見届ける役目となった。

面白くもないネタを長時間見せられるのは、一種の拷問のようでもあると覚悟して挑んだ。
ところが、いざやってみると、そうでもなかったのである。
~続く~
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