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萩原芳樹のブログ
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タヒチの離島「タカロア島」に行くことが決まったのは、突然のことだった。
当時「クイズ仕事人」という関西ロ-カルの深夜番組を担当していたところ、余りにもの高視聴率という理由で、全国ネットのゴ-ルデンタイムに昇格することが急遽決まった。

そこで、「全国ネットのゴ-ルデンタイムとなれば、海外取材も入れなければ」ということになり、
「萩原さん、すぐ海外取材できそうなネタ知りませんか?」と、プロデュ-サ-が。

少し考えていた私は、すぐにあるネタを思いついた。
「四国で真珠養殖をしている職人さんが、単身赴任でタヒチの離島に行くという話を聞きましたが。確かもうすぐ日本を出発する頃だと思いますよ」

「クイズ仕事人」という番組は、世の中の様々な仕事の細かい部分まで取材して、スタジオでクイズにするというバラエティ番組。

早速、電話してみたところ、高知県の宿毛で真珠養殖をされている40代の職人さん二人が、明日日本を離れることがわかった。
「タヒチに一度行けば、一年は帰って来られないし、電話連絡すらできない。家族と別れのシ-ンは是非モノですよ」

傍にいたディレクタ-が、早速その日の夜行列車で高知県の宿毛に向かった。
そして、家族との涙涙のお別れシ-ン。

こうして、その後タヒチの離島での、お二人の仕事ぶりを取材する為に、私も同行することになったのである。

そもそも、そんな情報を私が知っていたのは、「黒真珠の養殖」を世界で最初に成功させた方と、おつきあいがあったから。

横溝さんという方で、不思議な出会いだった。
たまたま三重県の鳥羽で、列車まで待ち時間があったので、真珠記念館をブラリしていると、「タカポト島の黒い真珠」という一冊の本を見つけた。
帰りの電車の中で読んでいると、実に面白い。
著者の「横溝節夫」さんが、インドネシア~オ-ストラリアを経て、失敗のあげく、タヒチの離島「タカポト島」で、黒真珠の養殖に成功するまでの10年間の手記であった。

「一度お会いして話を聞いてみたい」
そう思った私は、すぐ連絡をとり、当時私がパ-ソナリティをしていた深夜ラジオのゲストとして出演していただいた。
それから、ときどき連絡をするようになったという訳である。

黒真珠の養殖を成功させる為には、何よりも島民の方の協力が必要となる。
奥さんや子供さんを日本に残したまま、失敗を繰り返した横溝さんは、タヒチの人たちのあたたかさで成功できた・・・とある。

「タカポト島」
そこは、電気も水道もなく、ホテルなんかも勿論ない。

四国のお二人が行かれた「タカロア島」は、タカポト島の隣りの島で、島の環境はほぼ同じ。
私達は、横溝さんのお世話で、タカロア島の民家に泊めてもらえる段取りをしてもらった。

タヒチ本島から、そのタカロア島まで一応飛行機は飛んでいるが、週に一便のみ。
タレントも連れて行くので、一週間の滞在は無理である。

そこは全国ネット。
なんと行きはチャ-タ-便を二百万円で飛ばして行かせてもらうことになった。

「いったい、どんな島なのだろうか・・・」
私は、期待と不安で一杯だった。
何しろ、横溝さんの本には、「犬の頭蓋骨を頭からしゃぶる」なんて書いてある。

行ってみて、本当に驚いた。
そこは、まさしく「天国に一番近い島」であったのだ。




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