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萩原芳樹のブログ
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今から20年余り前のこと。
「NGK」の劇場が出来たばかりでしたが、吉本新喜劇が危機だった頃です。
「ヤメよっかなキャクペ-ン」があり、本当に新喜劇が無くなるのではないかと心配されていた頃でした。

吉本さんから、「NGKで一ヶ月公演の新喜劇を書いてほしい」と、依頼がありました。

「新喜劇が危機?ならば大阪の危機を舞台にしよう」と、大坂城落城の「大坂夏の陣」の芝居を書くことにしたのです。

物語は、現代の少年の勉強部屋から始まります。
少年の名前は「サスケ」といって、歴史の本を読んでいました。
そこで、「大坂夏の陣」のことを知ります。

そして、舞台は転換して、合戦のさなかの大坂城。
「猿飛佐助が殺されたぞ!」と、大騒ぎになっています。

そこへ、タイムトリップした現代風少年の「サスケ」が現れます。
「佐助、生きていたのか。でも、その格好はどうした?」

タイムトリップした「サスケ」には何のことだかわかりません。
でも、真田十勇士の猿飛佐助が自分と名前も同じならば、顔姿もそっくりなのに気付きます。

この後、戦国時代と現代のギャップネタが続く訳ですが・・・。
「サスケ」は、猿飛佐助になりすまし、戦いに参加します。

しかし、本で勉強したばかりの「サスケ」は、知っていました。
間もなく大坂城が滅ぼされることを。

そのことを口にしてしまえば歴史が変わるので、決して口にはできない。
でも、負けいくさとわかりながら、真田十勇士の一人となって戦う「サスケ」

そんな悲しいコメディだったのですが、新喜劇メンバ-のギャグとは、ミスマッチすぎた作品だったなぁ・・・と、後で反省しました。

この後、またNGK一ヶ月公演で「忠臣蔵」を書くことになりました。
どんな忠臣蔵だったのか、これも次にお話します。
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