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萩原芳樹のブログ
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その老人と、虎との生活は続いた。
足の悪い虎は、部屋に座り込んだまま。
老人がエサを買って来ては、虎に与える日々が続く。

虎はどんどん成長して行った。
そして2メ-トルもの虎に成長した。
老人は、狭い一間のアパ-トで、成長した虎と、雑魚寝をする暮らしとなる。

しかし、困ったことが起こり始めていた。
老人の年金では、虎のエサ代が足りなくなって来たのである。

老人は、有り金をはたいて虎の食事を買った。
でも、虎はまだ物足りない様子。

そんなある夜のことだった。
夜中に虎のお腹が「グ-」と、鳴った音に老人は目覚めた。
虎は空腹のせいか、息使いも荒い。
「そうか、お腹が空いているんだな。でも、もう食料を買う金もないんだ」と、老人。
虎は、老人を見つめたまま。

老人が突然叫んだ。
「そうだ!この俺を食べれば良い!さぁ喰え!」
と、老人は左腕を虎の目の前に差し出した。

虎は、さすがに後ずさりした。
老人は、更に虎に近付き、「さぁ喰うんだよ!こんな俺の片手なんか、なくなってもいい。オマエが満腹になって幸せな顔をしてくれることが、俺にとっても一番の幸せなんだよ!さぁ喰え!」

虎の目は、涙でうるんでいた。
しかし、虎が次にした行動とは・・・。
      ~続く~

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