萩原芳樹のブログ
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ヨンちゃんの近所の幼な友達にテッちゃんという子がいた。
ヨンちゃんは、テッちゃんのことが余り好きではなかった。 というのも、「イキリ」で「ウソつき」だったからだ。 ヨンちゃんは大人になってからも、イキリとウソつきはずっと嫌いな人種である。 そんなヨンちゃんがプロの漫才師としてコンビを組んだ相手が、大のつくウソつき。 コンビを解散したのも、当然といえば当然すぎた。 ヨンちゃんが幼稚園の頃のことであった。 近所の子供達仲間と空き地で遊んでいると、ウソつきのテッちゃんがやって来て、 「おいみんな、色つきのガムを食べたことがあるか?」と、言って来た。 ヨンちゃんは「またか」と、思った。 テッちゃんはみんなの注目を集める為なら、手当たり次第にウソをつくことに飽き飽きしていたのである。 「色つきのガム?そんなんある訳ないやろ!ええ加減なウソつくな!」 と、ヨンちゃんは言い放った。 当時ガムといえば、真っ白なガムしかなかった時代である。 「ホンマやもん」 「絶対ウソや。そんなら今すぐそこのヤッショ(駄菓子屋)に行ってみよか?」 「ええよ、売ってるから」 みんなで近所の駄菓子屋へ確認しに行くことになった。 ヨンちゃんには自信があった。 毎日小遣いの10円玉を握りしめて通っている駄菓子屋。 今日こそまだ行ってないが、昨日まで色つきのガムなんて夢のようなガムがないことを、確認していたからだ。 みんなでヤッショの中に入った。 と、そこには「グリ-ン色のガム」がしっかりとあった。 「ホラ、あったやろ?」 ウソつきテッちゃんは得意げに言った。 ヨンちゃんは言葉も出なかった。 「狼少年」ではないげれど、「ウソつき」と決め込んで全く信用しないということは間違いなのだ・・・と、感じたのである。 しかし、大人になって相方に騙され続けたヨンちゃんは、やはり「ウソつき」の言うことを全く信用しないようになってしまったようである。 PR
無題
大阪シナリオ学校第79期のさいごうです。
昨日は興味深い講義をして頂いてありがとう ございました。もっと事前に勉強してから 講義に臨めば、萩原先生からより興味深い お話が伺えたのになぁと先生のHPやブログ を拝見して、改めて痛感した次第です。 次回の8月の講義の際には今よりも少しでも 進歩した自分で、講義に臨める様に頑張りたい と思いますので、宜しくお願い致します。
さいごうどんへ
しっかり勉強してください。
また8月にお会いしましょう。 |
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