萩原芳樹のブログ
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「お茶子のブル-ス」6人のゲスト、続いては「ぼんち・おさむ」さんについてお話します。
おさむさんは画面で見ると、実に脳天気な方ですが、実際はもっと脳天気な人です。 例えば、車を運転していたら、カ-ナビの声に反応して「ハイ!わかりました!」と、大声で運転している人。 奥さんと二人で自転車に乗っていたところ、奥さんが「あんた、電柱あるから気をつけてよ」と、言われると、 「電柱や、ぶつかったらアカン、ぶつかったらアカン」と、思っているうちに、ホントに電柱にぶつかってしまったこともあったそうです。 自己暗示にかかりやすいとでも言うのでしょうか。 「これをしたらダメ」と言われると、やりたくて仕方なくなる人なのですね。 おさむさんが、後輩の車に乗せてもらった時のこと。 「おさむ師匠、この車の天井、サンル-フで天井開いてますけど、絶対に頭を出したりしないでくださいよ」 そう言われて、「頭を天井から出したらいけない、いけない・・・」と、じっと天井を見つめていたおさむさん。 ついにガマンできなくなり、ピョコン!ピョコン!と、ことあるごとに、その車のサンル-フから、飛び上がっては頭を出されていたとか。 後続でついていた同じ後輩の車から見ると、それはまるで「モグラ叩き」のモグラのように、おさむさんの頭がピョコンピョコンと車の屋根から出ていたそうです。 そんなおさむさん・・・ホントに凄いいい人なんです。 ずっと昔の話になるのですが、「漫才ブ-ム」の終わり頃、 TBSの「ヤンタン東京」という夜のラジオ番組でのことです。 本番が終了し、ディレクタ-は、我々作家陣を引き連れて飲みに行こうとしていました。 当時、私は浦安に住んでいてタクシ-代もバカにならなかったのですが、「萩原さん、帰りのタクシ-はちゃんと手配しておいたから」と。 その時、おさむさんが「萩原さん、今夜ちょっとお酒付き合ってよ」と。 ぼんちのお二人は、すぐ傍のホテルに宿泊予定。 私は、ディレクタ-との約束を断って、おさむさんと一緒に飲みに行くことにしました。ところが・・・ 「もう終わる人と一緒に飲みに行ってどうするの」と、そのディレクタ-。 ぼんちは、あと数ヶ月で番組を外されることが決定していました。 それだけに私は、おさむさんの誘いを断ったりできる筈ありません。 その夜、おさむさんと二人で飲み、約束の時間に手配してあったタクシ-に連絡を入れたところ、「萩原さんのタクシ-はキャンセルされていますよ」とのこと。 あのディレクタ-が、嫌がらせとしてTBSの配車センタ-にキャンセルの電話を入れていたのです。 本来なら、番組の出演者の方を囲んで「お疲れさん」とやるのが普通。 それを、出演者と一緒にいる私に嫌がらせをするなんて許せませんでした。 「あいつ!何ちゅうことをしやがるねん!」 当然私は怒りました。 すると、おさむさんは、こんなことを言ったのです。 「萩原さん、それはきっと何かの間違いですわ」と。 「そんな訳ない!」と、私が怒り続けると、 「ひょっとして、萩原さんの言う通りかも知れん。けど何の証拠もないし、先に帰ったと思ってタクシ-キャンセルしたのと違う?僕ね、他人がわざとやったかどうかわからん時ね、必ず何かの間違いや・・・と、自分でそう思うようにしてるねん」と。 おさむさんって、まるで仏さんのような方なんですね。 そんな仏さんですが、今度の「お茶子のブル-ス」では、勝手に大暴れをして自爆されることが予想されます。 お楽しみに。 PR |
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