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萩原芳樹のブログ
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6名の日替わりゲスト。
まずは、ぼんちの「里見まさと」さんについてお話します。

まさとさんは、私と同じ年。
しかも、どちらも姫路生まれで、何かと共感できるものがあります。

ぼんちのお二人は、我々B&Bと同じ年デビュ-です。
互いの漫才論を熱く語り合った時もありました。

その後、私は吉本をやめて東京へ。
そして、芸能界ともサヨナラして、私は一時故郷の姫路で婦人服店を経営していたことがありました。
そんなある日、私が店の表を掃除していた時でした。
まさとさんが、目の前を歩いているではありませんか。
「ぼんちのま~さんが、どうして姫路の駅前を歩いているんだ?」と、
私は夢でも見ているような気持ちで固まっていると、
まさとさんも、私に気付き、
「こんなところで、順ちゃん、何をしているの?」と、思ったのか、思わず立ち止まって、お互いビックリ。

二人は同時に「何してんの?」と。
私はここで店をやっていることを話すると、
ぼんちは近所のス-パ-マ-ケットに余興があって来ていると。

余興といっても、「エバラ焼肉のタレ」を売るという仕事。
ちゃんとした舞台があって漫才をさせてもらえる仕事ではなかったのです。

私は、自転車でそのス-パ-の前で、ぼんちの仕事が終わるのを待っていました。
まさとさんが仕事を終えて、懐かしい再会にいろいろ話は尽きませんでした。
以前このプログで、「北京一京二」の時に書いていたように、「このまま10年は辛抱して地味に漫才続けるしかないで」という京一との言葉。
ぼんちのお二人は、ずっと漫才を地道に続けて来られていたのです。

「頑張ってや。陰ながら応援してるから」
姫路の駅前で、私はまさとさんとお別れしました。
「いつか、地道な努力がむくわれる日が来るといいのになぁ」
そう思って、自転車に乗った私でしたが・・・・。

その2年後、あの「マンザイブ-ム」が日本列島を包み込んだのです!
衝撃的すぎました。

その後、TBSの「ヤンタン東京」では、ぼんちの「座付き作家」として、私はスタッフに加えてもらい、今度はタレントさんと作家の関係になります。

「まさと亀山」の時代を経て、「ぼんち再結成」となり、またまたお付き合いさせていただく機会も増えました。

昨年の「女芸人らん子のブル-ス・完結編」では、大切な役どころを見事に演じていただきました。
若いメンバ-に、ずっと稽古も付き合っていただきました。
まさとさんは、漫才は勿論のこと、舞台に立つ前に、稽古を積み重ねて計算し尽くして出られるタイプの方です。

そんな、まさとさんに今回は全編アドリブ芝居。
さてさて、まさとさんはどう対処されるのでしょうか・・・。
お楽しみに。
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