萩原芳樹のブログ
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さて、「モ-レツ7」役の「おしどり」のお二人について、お話しましょう。
その名の通り、現実におしどり夫婦であります。 「芸人」と「芸能人」という言葉がありますが、この二人はまさしく芸人です。 マコちゃんのアコ-ディオンは本格的な腕前だし、ケンちゃんのパントマイムもプロ芸です。 最近お笑いブ-ムで、いろんなお笑いタレントが彗星のごとく現れては、線香花火のように消えて行く現象が続いていますが、この人達は「芸人」ではありません。「芸NO人」なのです。 今の東京のTVは「芸人殺し」ですよ。「芸NO人」から「芸人」になろうとしている若い子を平気で抹殺してしまいます。 一過性の一発芸人は、すぐあきられて捨てられてしまう時代・・・。 以前では考えられない非情な世の中になってしまいました。 「TVで売れたい」そんな単純な発想の若者は次々と、人生をメチャクチャにされてしまうのでしょうね。 その点、この二人は大丈夫です。 マコちゃんは、鳥取大学医学部出身。そのまま歩めば女医さんになる人でした。 ところが大学生の時、阪神大震災があり「地震で気落ちした人は、医学では救えない!笑いの力の方が凄い!」と、感じて芸人の道に進んでしまった人です。 路上パフォ-マンスの「チンドン屋」からスタ-トして、その後は女ながらにして「新世界で流し」をやっていたそうです。 その時、「横山ホットブラザ-ズ」さんと巡り会い、お弟子さんに。 ケンちゃんは、パントマイム芸を磨いていた時、そんなマコちゃんに惚れきって、二人は結婚。 コンビを組んで現在に至るようです。 二人のこの経歴・・・まさに昭和そのものと言うべきか、平成の時代では考えられない若者です。 二人は何事においてもチャレンジ精神旺盛。 M-1グランプリに出場は勿論するし、それぞれ単独で「R-1ぐらんぷり」にも毎年出場しています。 ところが、マコちゃんときたら、「R-1」ではシモネタばかり。 会場は大爆笑になるのですが、結果的には毎年予選敗退。 今年、マコちゃんから、こんなことを聞かされました。 「私のネタはシモネタだから予選で落とされたのですか?」と。 「そら、そうや」と、私。 「でも、私のシモネタは放送できる程度だと思うし、ひねっている筈。もっと直接的なシモネタの有名タレントさんが何故予選通過してるんですか?」と。 私は答えました。 「マコちゃん、くやしいけどなぁ、世間で認知されてないタレントがシモネタやったら、グロイ・・・と、みんな思いよるねん。ところが、同じシモネタでも、超有名タレントとか、人気番組が一度認めてしまうとOKという世の中や。悲しいけど、それが現実やで」と。 「笑い」の世界は恐ろしいですよね。 権力が認めると、国民誰もが認めてしまう時代。 間違った方向に導かれているとは、誰も気がついてないのです。 戦後、米国が日本の国をダメにする為の「アホアホ教育」が、ここに来て実を結んだということなのでしょうか。 人間が力強く生きて行くエネルギ-と、パワ-。 そして、傷ついた人をいたわる優しさ・・・。 「おしどり」のステ-ジには、何かそんな元気が湧いて来るものが底にあるような気がします。 「お茶子のブル-ス」では、「おしどり」の本ネタも、劇中劇で出て来ます。 是非ご覧ください! PR |
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