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萩原芳樹のブログ
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「お茶子のブル-ス」 次にご紹介する登場人物は、「西山八郎」です。

「八郎」は、「リリ-」と「姉さまキングス」という音曲漫才コンビであることは昨日述べましたが、
実際に今も「姉さまキングス」というユニットを組んでおられるこのお二人、
ステ-ジに立つ時は、白塗りで着物姿。
そうなんです。染雀さんは白塗りの女装をされて舞台に立たれているのです。

このお芝居でも、「姉さまキングス」の「八郎」は、白塗りの女装をして舞台に立ちます。
芸で女装しているのかと思いきや、楽屋でも男色家なのであります。

寄席の世界はもとより、芸能界というところは、男色家がやたらと多いところ。
(まぁ世間一般に比べると、カミングアウトしている人が、それだけ多いということでしょうか)

私自身も恐ろしい体験になりそうなことがありました。

吉本を辞めて、上京して一年後、私は「渡辺プロダクション」から多くの仕事をいただけるようになっていました。
当時の「渡辺プロ」は、芸能界いやTV界全てを取り仕切る程の大勢力。
「沢田研二」「小柳ルミ子」「天地真理」「アグネスチャン」「森進一」などの歌謡界の超大物を抱え、
「クレ-ジ-キャッツ」「ドリフタ-ズ」などのお笑いタレントをも抱えていた巨大プロでした。
「渡辺プロを怒らせてはTV番組は成立しない」という時代だったのです。

そんな時代に、渡辺プロからの仕事をもらえた私は、一日も早く専属タレントになって、売れっ子になってやろうという野心でいっぱいでした。
「アグネスチャン」や「キャンディ-ズ」の専属司会者にも抜擢されました。
そんなある日のことでした。

夜のステ-ジの司会(確か『奥村チヨ』さんの舞台だったと思いますが)で舞台が終わった時、
客席に来てほしいと、渡辺プロのお偉方から呼ばれたのです。
私が客席(そこは高級キャバレ-)に行くと、渡辺プロの方達が接待されていた大物らしき人がいて、
「君の司会、なかなか良かったよ。どこか飲みに行こうよ」と。

場所を変えて、その大物らしき方と私、それに渡辺プロのお偉方も何人か一緒で飲みに行くことになりました。
しかし、何か空気がおかしいことに、私はしだいに感じるようになっていました。
その大物が「まぁ、こっちに座りなさいよ」と、私を横に座らせようとする・・・。
その上、飲んでいて、時々じっと私の顔を見つめては、「ニヤリ」と、意味不明な笑顔をしたりする訳です。

その店を出て、また「次の店に行こう」ということになりました。
タクシ-に乗ったのですが・・・「私は、ここで失礼します」と、次々と渡辺プロの方達は、下りてしまったのです。
残ったのは、その大物らしき方と、私の二人だけ。
大物は二人きりになると、「今夜はもう遅いから、ホテルで寝ようか。私は○○ホテルに部屋を取ってあるから、君もそこで寝なさい」と。
「?・・・」突然の言葉に驚きました。
「大丈夫。心配しなくても、部屋はツインル-ムだから」と。
余計に心配です。
少し前から、不安に思っていたことが、ここで現実となってしまったのです。

私は開き直って、こう言いました。「すみません、家は近くなので帰りますから」と。
すると、大物は急に高圧的になり、「そんなことを言ってて仕事がなくなっても知らないよ」
「そんなこと、いいです!僕は大阪の吉本辞めて来た人間です。渡辺プロからほされてもいいです」
「あのね、あの○○も(余り大物なので名前は伏せておきますが)私の言う通りにして、あれだけ売れたんだ」と、大物は更に高圧的に。

「運転手さん、止めてください!」
アホらしくなった私は、タクシ-から下りて、大物を無視してスタスタと歩き始めました。
すると、まだその大物がタクシ-を下りて、私を追いかけて来るではありませんか。
そして、私に言ったセリフがこうでした。
「今夜のことは君と僕の二人の秘密にしておこうね」
「何をぬかしてんのじゃボケ!」と、心の中で叫びながら、大物を無視したまま私は夜道を早足で進んで行きました。

全くくだらない話ですが、このように芸能界の大物が女性タレントを権力で何とかしようとするように、男同士でも現実にあった訳です。 随分と「グロイ話」を具体的にしてしまいましたが、 話を戻します。 さて、その男色家である「西山八郎」役の「林家染雀」さんについてお話します。 染雀さんは、古典落語の世界が大好きで、染丸一門に入られた方。 古典落語を極める為に、日々研究熱心な方でもあり、三味線も元より、 ピアノ等の楽器もこなす多彩な落語家さんです。 その染雀さん、実は国立の大阪大学を卒業されているのです。 「らん子のブル-ス」をご覧になった方は、演じている役と阪大卒というギャップが信じられないでしょうが。 彼は阪大卒というレッテルをいっさい表面に出したりはしません。 私から見て、「もっと阪大卒を表に出した方が、おいしい仕事もあるのでは?」と、思ったりするのですが、そんなことはしない人なんです。 心底落語の世界が好きなんでしょうね。 そして、彼も「あやめ」さんと同じように役作りに関しては奥深いものがあります。 今回、残念ながら彼は2月いっぱい海外の仕事で芝居の稽古に参加できないので、出番は少なくなっていますが、 でも、そんな状況でもしっかりと役作りをしてくださると思います。 お楽しみに!
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