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萩原芳樹のブログ
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翌日、待ち合わせ場所に、助三さん(雷蔵さん)が。

「ビックリしたよ。大阪やめて、東京に出て来たのだって? 大阪では結構売り出してもらってたんじゃないの?」
助三さんが、大阪をやめて来たことを、細かく聞いて来ると予想していたのですが、深くは聞こうとしませんでした。

「キャバレ-の司会程度の仕事だったら、紹介することはできるけどね、でもB&Bの漫才は見たけど、ピン(一人)でどれだけ芸ができるのか、見せてもらえない?」
そう言って、連れて行ってもらった場所は、赤坂のTBSのすぐ傍にあった、今でいう「ショ-パブ」のような店でした。

聞けば、助三さんは、週一回の契約で、この店のステ-ジに立っているとか。
早速、店長に話してくださり、助三さんのステ-ジの後、紹介してもらって、私が舞台に立つことに。

助三さんは、着物姿で「小噺」をされていました。
そして、私が紹介されてステ-ジへ。
舞台には、ギタ-の方一人のパック演奏がついていました。
そこで、私が選んだのが「山本リンダ」さんのモノマネ芸です。

モノマネといっても、声をマネする訳ではなく、派手なアクションを更にデフォルメして踊りまくるという芸。
今では「エア-○○○」という芸が普通になっていますが、当時まだ誰もやっていなかった「エア-山本リンダ」でした。
私が下品セクシ-に踊り始めると、場内は大爆笑。
その頃大ヒットしていた「どうにも止まらない」と「狙い打ち」でした。
(実は、以前から飲み屋でチョクチョクやって絶対にウケると確信していたのですが)

ステ-ジを終えると、助三さんはビックリしたかのような表情。
そして、店長がすぐに来て、
「あの、ウチと専属契約をしていただけますか?」と。
「専属って、いくらもらえるのですか?」と、聞くと、
「週一回のステ-ジで、一回1万円です」と。
嬉しいお話でしたが、月4万円では生活して行けません。

「あのぉ、それよりも、この店のウェイタ-として雇っていただけないでしょうか?」と。
結局「ウェイタ-兼専属タレント」という契約を。
ウェイタ-の月給が6万円。専属タレントとして毎日6ステ-ジをこなして、月に「芸能手当」として2万円。
でも、東京で毎日ステ-ジに立てることになったことに、私は喜びを感じていました。

それよりも、住まいの問題です。
「ウチは下宿家もやってるから、親に話して無料で部屋を開放してもらうよ」と、助三さんからの大変有り難いお言葉。

私はお言葉に甘えて、早速「葛飾区亀有」の助三さん宅の3畳の部屋に、その日から寝泊まりさせていただくことになりました。
お布団も貸していただき、本当に全てお世話になってしまったのです。

しかし、この助三さんの、ご家庭・・・普通のご家庭ではなかったのです。
また次にお話します。
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