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萩原芳樹のブログ
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さて、子供の頃から忍者修業を積んで来て、一人前の忍者になって行く訳ですが、それは全て「下忍」と呼ばれる忍者の労働者階級。

「上忍」と呼ばれる親方が、各地の大名から忍者の発注を受けては、下忍達を派遣させて行く訳ですが・・・。

下忍達は、常に命がけで仕事をする割りには、報酬は微々たるものだったようです。
そこで、余りにも割りに合わない仕事なので、脱走する忍者もいたとか。
「抜け忍」というう奴です。

でも、「抜け忍」を見逃しておいては「しめしがつかない」と、上忍は追手を送り、見つけ出されて殺されたとか。

何か一昔前の不良グル-プのようですね。

で、逃亡に成功した忍者達は、その後どんな暮らしをしたのでしょうか。
一説によると、京に上り、三条河原に「掘っ立て小屋」を作り、その前で大道芸人のようなことをしていたとか。

考えてみれば、忍者の技の中に「ここにいるぞ」と、思わせておいて、実は別の場所に潜んでいて、相手を倒す・・・というカラクリ技がありますが、その技を芸として使えば、いわば「イル-ジョン」のようなことが簡単に出来たらしいのです。

戦国時代の京の町は荒れ果て、町の何分の一かは焼け野原に。
家を焼かれた人達は、この三条河原に集まり、踊りを見せて日銭を稼いだりしていたようです。

いわば芸人の原点が、実はこんなところにあったのですね。
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