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萩原芳樹のブログ
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大阪の吉本をやめて、いざ上京したものの、結局プロダクションに所属して、与えられた仕事は「キャバレ-まわり」の芸人暮らしでした。

場所や状況によって、ウケたり、全くウケなかったりする訳ですが、それも客がいるからこそのこと。

客も入らない店で、悲惨な体験をしたことがあります。

場所は、茨城県の潮来という所。
鹿島神宮の手前の、田舎です。

事務所からの電話で、いつものようにバンド編成を告げられ、一人列車に乗って、潮来に向かいました。

駅に到着して、すぐ店に電話を。
「ショ-のものですが、少し早く来たので、先にホテルに入りたいのですが」と、告げると、
「えっ?ホテルに泊まられるのですか?」と。
「あの・・・旅館とか用意していただいているのでしょう?」と、聞くと
「ウチでは、楽屋で寝泊まりしていただいているのですけど」と。

一泊二日の仕事だったので、私はてっきり泊まりのホテル位あると思っていたのが甘かったです。
キャバレ-まわりの仕事は、行く先々の店によって、扱いが変わります。
一流とは言えなくても、そこそこのホテルを用意していただく場合。
古ぼけた旅館泊まりの場合。
そして、ホステスさんの寮の一室に泊まる場合もありました。
が、さすがに楽屋泊まりは初めての経験でした。

駅から、タクシ-に乗って、そのお店へ。
「キャバレ-『女の城』まで行ってください」と、運転手さんに告げると、運転手さんは何やら怪訝な表情に。

「ここです」と、下ろされた場所にビックリしました。
周囲は見渡す限りの田園地帯。
たんぼのド真ん中に、ポツリと小さな建物が建っていたのです。
隣りの建物までは、見る限り500メ-トルはあると思えるような立地条件。
「こんな場所で、キャバレ-なんかやって流行るのかな?」
と、恐る恐るそのビルに近付くと、
「キャバレ-女の城は閉店しました」と、貼り紙が。

どうしたものか・・・と、途方にくれていると、ビルから50歳位のやつれた女性が出て来ました。
「あのぉ、この店に今日と明日ショ-に来たタレントなのですが」と、話かけると、その女性はギロリと私を見て、
「ついて来てください」と、ビルの中に案内してくれました。

そして、この夜・・・とんでもないショ-タイムを迎えることになってしまうのでした。
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