萩原芳樹のブログ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「このまま40歳になったら、どうしよう・・・」
10坪の店を続けて行く不安と、「優勝すれば大金が入る」と思って応募した脚本募集。 私は脚本家に転向する決意をしました。 夜、妻が子供を寝かしつけて自分も寝ようとした時、 「俺、商売やめて東京に行こうと思ってる」と。 「東京へ?何するつもり?」 「脚本家になろうと思うてる」 「ええっ?確かにあんたの発想は面白いと思うけど、脚本家になんかなれるの?」 「わからん・・・けど、最低でも、お笑いの本を書いたら喰って行けるやろ」 こうして店をたたんで脚本家として東京でスタ-トする準備を。 「最低でも、お笑いの本・・・」とは、随分生意気ですよね。 今こうして「最低でも・・・」の仕事にありつけているのですから。 東京に行って、以前お世話になった方々を訪ね歩くことに。 渡辺プロの方から、日活のプロデュ-サ-を紹介してもらい、いきなり映画を一本書かせてもらえる話になりました。 (その頃の日活は「ロマンポルノ」) 私はポルノ映画を一度も観たことがなかったので、慌てて観に行くことに。 そして、昔TVのレギュラ-に私を推薦してくれた方のところへ。 脚本の仕事探しのつもりだったのですが、その当時「マンザイブ-ム」のまっただ中で、「脚本よりも、コントを書いてくれないかなぁ」と。 その方は、制作会社の社長になっていて、紳助竜介、サブロ-シロ-をレギュラ-にしたコント番組「コケてたまるか」という番組をスタ-トさせたばかりだったのです。 店を辞めて上京しても、何とかなりそうになって来ました。 しかし、母親には何と言おうかと戸惑っていました。 「父が他界し、母を一人にさせない為に帰郷した自分。今更どう話をしようか」と。 「最近店の経営状態が悪いので、店を一度思い切って閉めて、2~3年東京で商売の勉強して来るわ」と、ガッカリさせない為のウソを。 そして、妻と4歳と1歳の子供を連れて、私はまたまた人生の再スタ-トをすることになったのです。 でも、いざ東京に引っ越してみると、「ええっ?話が違う!」という出来事が起こっていたのです。 PR |
カレンダー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
萩原芳樹
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
忍者アナライズ
忍者アナライズ
カウンター
|