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萩原芳樹のブログ
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昼間は店をやりながら、深夜になってから脚本を書く日々となりました。

夜11時を過ぎて、妻や子供が寝静まってから、隣りの小部屋でコツコツと執筆活動を。

私がまず応募したのは、「ドラマ」という雑誌の「ドラマ脚本コンク-ル」
一時間もののドラマです。
まずは手始めとして、軽いタッチの「ヤクザものコメディ」を書いてみました。

それを脱稿すると、次は「シナリオ」誌で募集していた「テレビシナリオコンク-ル」に応募。
こちらは「たった一人の親衛隊」というタイトルで、売れない芸人を追いかける一人の少女のせつない物語です。

締め切りが終わると、審査結果が雑誌の中で発表になります。
どちらも千通近い作品の中から、一次通過作品の発表。そして、二次予選通過、三次予選通過の発表があり、最後には決勝に残った約8作品の中から、優勝が決まります。
まるで「M-1グランプリ」や「R-1ぐらんぷり」のようですが。

私の脚本はどちらも、予選を無事通過していました。
その頃、私は店の仕入れで東京に行くことが多かったので、思い切って本部の「シナリオ作家協会」に足を運んでみました。
本来は、雑誌が発売されるまでに結果を聞きたかったのですが、そういう訳にも行かず、原稿用紙を買いに行く・・・ということにして。

赤坂の「シナリオ作家協会」で、原稿用紙を買い求めながら、さりげなく聞いてみました。
「今度のシナリオコンク-ル、もう結果は出ましたか?」と。
事務員さんは怪訝な顔をしながら、
「あなたも応募されたのですか?」
「ハイ。萩原と言います」
「ええっ?萩原さん?あなた最終選考に残っていますよ」

そんなことを聞いた私の足どりは、赤坂の町を飛ぶような勢いでした。

結局、2作品とも最終選考には残ったものの、優勝はできませんでした。
でも、大きな自信となりました。
「初めて応募した脚本が2作品とも、最終選考に残るなんて・・・」

そして、私は大きな決断をすることになったのです。
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