萩原芳樹のブログ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
キャンディ-ズの次の曲目を紹介しようと思ったら、頭は真っ白。何も出て来ません。
というか、進行台本も斜め読みをして、打ち合わせも適当にやりすぎたバツです。 困りました。「いったいどうしたらいいのか」と。 その時、あることがひらめいたのです。 バックで演奏しているバンドメンバ-のことです。 その頃のショ-には、一応フルオ-ケストラがついていました。 バンドの人達には、譜面がある。 その譜面に曲目が書いてあることに気付いたのです。 ステ-ジのセンタ-に立っていた私は、 「さて、続いてのキャンディ-ズの曲ですが・・・」と、ジワリジワリと後ずさりを。 そして、バンドの位置までバックをして、その譜面をチラリと見ようとした時でした。 バンドのメンバ-は、譜面を手で隠してしまったのです。 つまり、私が次の曲目を忘れて譜面を覗きに来たことがバレていて、イタズラで譜面を手で隠してしまったのです。 顔は笑っていました。 もはやこの時点では、客の何人かは気付いていたかも知れません。 私は、開き直りました。 「見せて!」と、叫んで、譜面を隠すその手を無理やり外しにかかったのです。 もう客にはバレバレの状態。 前列の客からは「曲目忘れたんだろ」と言われる始末。 結局バンドのメンバ-と、もみあったあげく、次の曲目がやっとわかり、 「では聞いていただきましょう!」と、私は平然と曲目を紹介して、舞台の袖に。 キャンディ-ズも笑っていました。 スタッフから叱られると思いきや、みんな笑って許してくれました。 そんな楽しかったキャンディ-ズショ-。 「早く売れてほしいなぁ」と、いつも思っていました。 でも、なかなかヒット曲の兆しはナシ。 そして、私が芸能界をやめたとたん、あの「年下の男の子」で、キャンディ-ズは大ブレイクし、スタ-街道を進み始めたのです。 芸能界をやめて、田舎の姫路のTVでブレイクしたキャンディ-ズの姿を見て、「良かったなぁ、ス-ちゃん、ランちゃん、ミキちゃん」と、ウルルンとなったことを記憶しております。 PR |
カレンダー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
萩原芳樹
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
忍者アナライズ
忍者アナライズ
カウンター
|