萩原芳樹のブログ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
では、東京でどのようにしてTVのレギュラ-番組がいただけたのかについてお話します。
今でもそうですが、普通は所属事務所のマネ-ジャ-が売り込んでくれて、TVの仕事をいたたくというのが当たり前。 でも、その頃の私は所属事務所もなく(キャバレ-まわりの事務所をやめてしまっていたので)マネ-ジャ-なんかいません。 渡辺プロのお仕事はいただいていたのですが、地方の余興や、デパ-トの屋上、遊園地等の営業の司会のみでしたから。 「TVに早く出たいなぁ」正直ずっと思っていました。 しかし、吉本を勝手にやめて単身上京してしまったのです。 「いつかチャンスは来る」と信じて、日々の芸能活動を続けていました。 そんなある日のことです。 同じように司会業をやっている友人と、一緒に飲んでいました。 「次もう一軒行きたいけど、金ないなぁ」 「俺もや」 二人はトボトボ六本木を歩くしかありません。 「そうだ。ツケのきく店があるから、電話して行ってみよう」と、友人は早速電話を。 聞けば、TVの制作会社のプロデュ-サ-が経営している、今でいうラウンジのような店があるとのこと。 ツケで飲めることを確認して、早速その店に行きました。 六本木交差点近くにある「クレオパトラ」という店でした。 マスタ-であるTV制作会社のプロデュ-サ-を早速紹介してもらいました。 「ツケとかじゃなく、金はいらないから、その代わりにショ-やってよ」と。 その店には、生ギタ-の人が一人。 ギタ-一本バックにショ-をするのは、上京してすぐ赤坂の店でやっていたので、馴れたものでした。 得意の「エア-山本リンダ」を、またまたやり、店中大爆笑に。 終わると、そのプロデュ-サ-が、こんなことを言い出したのです。 「君、TVに興味ない?」と。 勿論TVに早く出たいのは当たり前です。 「明日、実は俺のやってる歌番組の本番があるから来てよ」と。 「本番に行って、何をするんですか?」と、私が聞くと、 「リハ-サルで代役をやってほしいんだよね」と、プロデュ-サ-。 「バカにすんな!」と、私は思いました。 何が「TVに興味ある・・や!」リハの代役させる程度しかできないのに、大きな顔するな!・・・と。 よくよく見れば、まだ30歳位の年齢。 おそらくディレクタ-でもない、AD程度の奴なのに、偉そうに言ってるだけと思い、私は「わかりました」と、結局翌日その現場には行きませんでした。 そして、それから一ヶ月後のことです。 また六本木で金がなく、その店に電話をして、また無料で飲ませていただくことに。 店に行くと、自称プロデュ-サ-のマスタ-が待っていて、 「この前、どうして来なかったの?待ってたんだよ」と。 カメリハの代役なんて屈辱なことを・・・とは、思いましたが、二度も誘われては、さすがに断ることもできずに、今度こそ行く約束を。 こうして翌日、TVスタジオに行ったことが急転直下、私の運命を変えてしまいます。 また続きます。 PR |
カレンダー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
萩原芳樹
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
忍者アナライズ
忍者アナライズ
カウンター
|