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萩原芳樹のブログ
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さて、以前このブログで「私が好きだった芸人さん」として何人かの名前を挙げましたが、その人たちについて少しお話することにします。

まずは「東京ぼん太」というピン芸人の方から。
昭和40年代前半に、あっという間に超人気者になり、そして人気急落と共に早期に芸能界を引退されてしまった方です。

どんな芸をされていたかと申しますと、唐草模様の風呂敷を背負い、尻を出してヒョコヒョコと早足で登場されます。
そして、栃木弁で「東京ってところは怖いね」と、漫談を。

漫談よりも、むしろ尻を出して歩くスタイルに人気があり、私も子供ながらに真似をして尻を出して学校の廊下を歩いては、先生に叱られたりしたものでした。

栃木から東京に出て来た田舎者というキャラ設定だったので、人気が出たのも早かったのですが、逆に飽きられるのも早かったのかも知れません。
(ちょうど、今のピン芸人ブ-ムと似ていますよね)

動きが売りの芸人さんは、子供に人気が出やすいのですが、これがクセモノ。
子供はすぐに成長するので、次の興味ある人に飛びついてしまうからです。子供は芸人にとっては残酷な存在です。

昭和40年前半と言いますと、東京で爆発的な「お笑いブ-ム」が巻き起こった頃。
連日TVには、新顔のお笑いさんが出て来ては、消耗品のように消えて行かれました。
「お笑い芸人が一発屋になる恐ろしい時代になった」と、最近よく騒がれていますが、以前にもそんな歴史があったのですね。

どちらもブ-ムに火がついたのは東京。
大阪は年がら年中の「お笑いブ-ム」なので、そんな現象にはなりません。

東京ぼん太さんが、その後何をされているのか・・・子供ながらに心配したのを記憶しています。
しゃべり口調が、ヒョウヒョウとした栃木弁だったので、余計に哀愁も漂っていたのかも知れません。
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